体脂肪率や筋肉量はあてにならない?正しく適切な測定タイミングとおすすめの体重計・体組成計をご紹介!

 

一般家庭用の体重計や体組成計で測定された体脂肪率や筋肉量はどの程度参考になるのでしょうか。

いつ測るかなど、正しく測定するためのポイントやタイミングなどを解説します。

また、本文内ではおすすめの体組成計も紹介していますのであわせてご覧ください。

体組成計の測定項目を確認する女性

 

 

家電量販店などで簡単に手に入る一般家庭用の体組成計では、主に生体インピーダンス法といって、足裏の金属パネルを通じて微弱な電流を流し、そこから測定する電気抵抗値を基にさまざまな数値を算出表示しています。

その中で代表的な測定指標に体脂肪率や筋肉量があります。

体脂肪率とは、体重のうち脂肪の割合がどれくらいなのかを表した数値です。また、筋肉量とは、自身の体についている筋肉組織の重さのことです。

 

 

短期間に体脂肪率や筋肉量などの測定値が大きく変化するのにはどういう理由が考えられるかを解説します。

 

同一機種で測定していない

体組成計における測定指標や精度に関しては、異なるメーカーや、たとえ同一メーカーであっても他型式のものと比較した場合には、各測定機種によって測定法、指標の算出式、また、指標の定義そのものが同一ではないことが多々あります。

その結果、測定された体脂肪率や筋肉量が大きく異なる場合があります。

体脂肪率や筋肉量の変化を正しく測定するためには同じ体組成計で測定するようにしましょう。

 

登録情報が正しくない

一般家庭用に流通している体組成計では、「性別」「身長」「年齢」などの情報を登録するものが多いですが、それらを正確に登録していないと精度の高い測定はできません。

また、同一の体組成計を他者と共有していると、自分の知らない間に登録した情報を変えられてしまっていることもありますので気をつけましょう。

 

適したタイミングで測定できていない

体脂肪率や筋肉量などを算出する電気抵抗値ですが、体内の水分量が一時的に大きく変動しているときには正しく測定できません。特に次のタイミングはNGです。

体組成計測定のNGタイミング:
(1) 運動直後
(2) お風呂上がり
(3) 朝の寝起き直後

いずれも、主に運動時や入浴時、睡眠時の発汗の影響を受け、電気抵抗値が通常数値と大きく異なることがあります。

 

 

体組成計を測定するタイミングとしては「毎晩の入浴前」がオススメです。

また、体脂肪率や筋肉量の変化を正しく測定するためには、毎日できるだけ同じような状態のタイミングで測定するようにしましょう。

 

 

体脂肪率や筋肉量を測定する際の注意事項を確認したところで、人気&おすすめの体組成計を4種類ご紹介します。

体脂肪率や筋肉量を意識しながら健康管理やダイエット、トレーニングの際に体組成計を活用していきたい方は、以下の情報を参考にして最適な体組成計を利用しましょう。

 

JouleLife(ジュールライフ):JL-103

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格3,960円(税込)
測定項目数9項目
登録人数無制限
最大測定重量150kg

Amazonで見る
楽天市場で見る

人気ダイエットアプリを開発運営する国内企業がプロデュースするオリジナル体組成計です。

特許技術を持つアプリ機能が充実しており、75.1%(4人中3人以上)がダイエットに成功している実績を公表しています。

10年近くヘルスケアサービスを提供する国内企業で、有名大学教授も監修しているので、タニタやオムロンと同様に安心感が持てます。

2024年6月中頃からは自社サイトでの販売からAmazonサイトでの販売に切り替えています。

(自社サイトでは、前モデルJL-102の認定整備済製品も不定期で販売されています。)

 

TANITA(タニタ):BC-768

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格7,398円
登録人数5人
最大測定重量150kg

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TANITA(タニタ)の特徴は、測定データのグラフ化です。

BC-768は、TANITAの「Health Planet(ヘルスプラネット)」アプリと連携し、データが記録され、グラフの表示項目や期間を自由にカスタマイズできます。そのため、ダイエットやトレーニングなど、目的に応じてグラフを変更することが可能です。

体組成計のサイズが非常にコンパクトなため、家庭での保管にも便利です。

 

TANITA(タニタ):innerscanDUAL RD-915L/RD-917L

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格26,784円(税込)
測定項目数11項目
登録人数4人
最大測定重量180kg


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TANITA(タニタ)のinnerscanDUAL RD-915L/RD-917Lの特徴は、測定項目数と対応アプリのラインナップです。

innerscanDUAL915/RD-917Lでは、基本の8項目に加えて筋肉点数と体内年齢を測定することができます。筋肉点数とは、筋肉の状態をレベル化したものであり、筋肉量だけでなく筋肉の質も測定できる項目です。

(体組成計本体の測定表示の一部が簡略化されたリーズナブル版の innerscanDUAL RD-914L/RD-916L もあわせておすすめです。)

※RD-915LとRD-917Lは型番が違いますが、販売店(販路)が違うだけの同じ機能の機種です。同様にRD-914LとRD-916Lも同じ機能の機種です。

 

OMRON(オムロン):HBF-230T

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格8,524円(税込)
登録人数4人
最大測定重量135kg


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楽天市場で見る

OMRON(オムロン)のHBF-230Tの特徴は、スタイリッシュな薄型設計と子どもアルゴリズムです。

HBF-230Tのデザインは、薄型かつスタイリッシュなデザインとなっています。そのため、狭いスペースに収納でき、部屋のデザインやインテリアの邪魔になりません。

測定データは、iPhone/Androidの専用アプリ「オムロンコネクト」に転送され、データを簡単に管理・確認することができます。

 

たくさんあって迷った時のイチオシはこれ!

上記の中でのイチオシのおすすめはズバリJouleLife(ジュールライフ)の体組成計です。


JouleLife(ジュールライフ) JL-103

  • 国内ヘルスケア企業という安心感
  • 有名大学教授が監修に参加
  • 3,960円なので気軽に使える
  • 特許取得アプリに気が利く機能が充実
  • 登録人数が無制限なので家族で使える
  • 各種メディアでの紹介実績有り

体脂肪率や筋肉量のブレの要因を理解したところで、ダイエットや健康管理を目的に体組成計を使ってみようと考えたのであれば、このJL-103で始めるのが一番安心で間違いがありません。

 

体脂肪率や筋肉量のブレを解説しましたが、体組成計の正確さについても説明します。

従来に比べて測定技術は大きく進歩しているはずですが、そもそも測定値は実際には正確なのでしょうか。

測定結果は正確ではない

最新技術によって従来よりも正確性が向上し、体脂肪率や筋肉量を含めて測定数値などは細かく確認できるようになっていますが、体組成計の測定結果は必ずしも正確ではありません。

様々な影響を受けて測定結果は数値がブレる可能性があります。同様に、体重計についてもいろいろな要因で測定結果がブレる場合はあります。

 

体組成測定結果がブレる要因

体組成計の測定結果はなぜブレるのでしょうか。

体脂肪率や筋肉量が大きくブレる理由と重複する部分がありますが、以下に体組成計の測定結果が変動する要因を4点お教えします。

体組成計の機種

測定結果が左右される要因には、まず、測定方法の違いがあります。

例えば、個人用体組成計では、生体インピーダンス法による簡単な測定しか行われません。しかし、業務用体組成計では「マルチ周波数測定」という方法で、体に流す電流の周波数の違いから、生体組織の細胞の詳しい情報を得る方法を採用しているものがあります。

このように、測定方法が細かく異なることで、測定精度の違いに直接影響があります。

体水分量の変化

次に、体水分量の変化です。体水分量とは、人間の体内に占める水分量のことです。

上述していますが、生体インピーダンス法による測定が多い体組成計では、体内に電流を流すことで筋肉と脂肪の電流の流れやすさの違いから体組成が計測されます。

そのため、体水分量が変化することで計測数値に影響を及ぼす可能性があります。

体温の変化

また、体温変化によっても、体内の水分量が変化してしまい、測定結果がブレる可能性があります。

体温変化とは、運動後やサウナの後などが該当し、発汗などによって体水分量がブレることがあります。

測定時の自身の状態はできるだけ同じにすることが大切で、体温も測定結果の信頼度に大きく関わります。

体組成計の使用場所

体組成計は平らな場所で測定することが大切です。また、硬い場所で安定した状態で測定する必要があります。

柔らかい床では正しく測定できないため、クッションフロアや絨毯の上で測定してしまうと測定結果がブレてしまう可能性があります。

 

筋肉量はメーカーの定義に注意が必要

筋肉量について言及すると、メーカーによって筋肉量の定義に違いがあることも多く、注意が必要です。

筋肉には、心臓を構築している心筋、内臓や血管などの平滑筋、足や腕などの筋肉の骨格筋の3種類に分けられます。

通常、筋肉量はそれら3種類を指す一方で、骨格筋量だけを筋肉量として表示するメーカーもあります。

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測定結果を信頼しすぎないことも大切

体組成計の測定結果は、自身の健康管理の際の参考程度にしておくことが大切です。測定環境によって数値が違う可能性があり、結果を過信しないことが重要です。

 

より正確な測定結果を得る方法

ここからは、実際に体組成計を使用して体組成測定を行う際に非常に重要なポイントを紹介します。体組成計を使用して、より正確な測定数値を知るための方法をご紹介します。

水平な場所での計測

上述していますが、体組成計は硬く平らな場所で測定することが大切です。

測定結果は測定状況に大きく左右されることとなります。きちんと数値が測定できる場所で体組成測定を行うことが重要です。

入浴前の体組成測定

体組成測定は、入浴前のタイミングでの測定がベストです。

体組成測定は、体水分量と体温の変化に影響を受けて測定結果が左右されることとなります。そのため、体内の水分の状態が安定していることが多い入浴前が最適と言われています。

これは、できるだけ軽い状態での計測が望ましいこと、食後すぐに入浴する可能性が低いこと、また、入浴前であれば衣類を着用しないタイミングであるためです。

50g単位での測定

自身の体の小さな変化に気付くためにも、50g単位での計測が可能な体組成計を選択することで、より詳細な測定結果を得ることができます。

 

体脂肪率や筋肉量がブレてしまうのを避けるため、正しい状況とタイミングで測定することを解説しました。

また、体脂肪率や筋肉量に限らず、正確な測定結果を得るためには、体組成計選びはもちろん、測定時の状況も非常に重要となります。そのため、測定時の注意点と測定に最適なタイミングも解説しました。

正しい知識と習慣を身につけることで、普段の生活の中から肩肘張らない形で着々と健康な状態を維持できるようになっていきましょう。

 

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