体組成計は、脂肪や筋肉など体の成分を測定し、アプリと連携することでスマホにデータを記録できます。メーカーによっては、iPhoneのヘルスケアやAndroidのGoogle Fitに連動でき、アプリのサービス内容もメーカーごとに異なります。
数ある体重計・体組成計の中から特に使い勝手の良い体組成計を2022年版のランキング形式でご紹介します。
本当に使い勝手が最高の体組成計は?
ダイエットブームや健康志向の高まりに伴い、多くのメーカーから体組成計が販売されています。今回は、数ある体組成計の中から、スマホ連動が可能な体組成計を厳選し、5つの指標を3点の持ち分で満点を15点とした総合評価のランキング形式で使い勝手の良い体組成計を決定しました。
指標となる5つのポイント
まずは、ランキングの指標となる5つのポイントをご紹介します。特に初めて体組成計を購入する方は、以下のポイントをおさえたうえで体組成計を選ぶと間違いありません。
測定項目の多さ
ポイント1点目は、測定項目です。体組成計ごとに測定項目の数や種類は異なります。購入する前に、ご自身の測定したい測定項目が含まれているかチェックしましょう。評価としては測定項目が多いほど評価を高めにしています。
アプリの使い勝手の良さ
ポイント2点目は、アプリの使い勝手です。体組成計で測定したデータはアプリを通して管理しますが、数値をグラフにしたり、アドバイス表示などができるようになっています。また、海外メーカーの体組成計では日本人にとって使いやすいかを考慮した評価としています。
登録人数の多さ
ポイント2点目は、登録人数です。体組成計は、上記のとおり、そのデータをアプリに共有できます。ただし、記録できるデータは人数制限がされている機種もあり、家族で共有して一緒に使う場合などには注意が必要です。今回は登録可能人数の多さで評価しました。
カスタマーサポートの充実度
ポイント4点目は、カスタマーサポートです。初期設定や故障の疑いなど、何か困ったときにすぐに相談できる窓口があるだけでだけで使う側の安心感は大きく違いますので、その点を考慮して評価しました。
メーカー保証の信頼度
ポイント5点目は、メーカー保証です。できるだけお値打ちの体組成計が手に入ると嬉しいものですが、安物買いの銭失いは避けたいのが消費者心理です。そこでメーカーの保証期間の長さや一般保証以外に特別な保証が有る場合には評価を高めにしました。
使い勝手ランキングトップ10の発表!
それでは、早速、2021年の人気体組成計から使い勝手の良い体組成計トップ10を発表します。5つのポイントを3点の持ち分で満点を15点とした総合評価ランキングです。
【1位】(同点)
利便性を追求した最強の体組成計
同点1位に輝いたのは「JouleLife JL-102」。
JL-102の元々の商品価値は1万円以上するものですが、利便性を追求した結果、月480円の月額サービスとすることで、誰にでも気軽に利用できて、オンランダイエット相談や永年保証サービスなどの関連サービスも受けられるようにしています。
1年使うと体組成計は自分のものになり、自分に合わない場合は、期間縛りなどなくいつでもやめられるので損することがありません。
基本性能 | |
スマホ連携 | Wi-Fi連携 |
価格 | 月額480円(税込 |
測定項目数 | 9項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 150kg |
総合評価:13ポイント
測定項目の多さ:★★☆
体重、体脂肪率、BMI、水分率、筋肉量、骨量、内臓脂肪レベル、身体年齢、基礎代謝の9項目。健康管理やダイエットに適した必要最低限の項目を網羅しています。
アプリの使い勝手:★★★
ダイエットアプリの開発運営会社ということもあり、測定データの閲覧以外にも、理想体型までのガイド表示などボディメイクを楽しく続けられる機能や仕掛けが充実しています。
登録人数:★★★
機種によってはデータ管理できる人数に制限がありますが、この体組成計は利用者がスマホさえ持っていれば何人でも管理ができます。文句なしの満点です。
カスタマーサポート:★★★
カスタマーサポート専用のメールアドレスや電話番号が用意されています。10年近くヘルスケアサービスを提供している国内企業なので、タニタやオムロンと同様に安心感が持てます。
メーカー保証:★★★
一般的なメーカー保証が1年なのに対して、この体組成計では、経年劣化による故障を含めて、サービス利用期間中は永年保証を受けられます。
JouleLife JL-102
【1位】(同点)
データの可読性に優れた1台
もう一台同点1台となったのは「multifun」。
multifunは、メーカー独自のアプリも配信していますが、そのアプリに加えてAppleのヘルスケアやGoogle Fit、Fitbitにも連携することができます。
登録人数も無制限のため、iPhoneとAndroidのユーザーで1つの体組成計を利用できます。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 3,299円 |
測定項目数 | 14項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 180kg |
総合評価:13ポイント
測定項目の多さ:★★★
体重、体脂肪率、BMI、骨格筋、筋肉量、皮下脂肪、内臓脂肪、基礎代謝、推定骨量、体年齢、体内水分率、タンパク質、除脂肪体重、体型の14項目。他機種の一般的な測定項目よりも非常に詳細に測定できます。
アプリの使い勝手:★★★
週、月、年毎の分析傾向がグラフ化され、数値の変化を見たり、管理することが可能です。アカウント登録すれば機種変更してもデータは消えません。また、Fitbitとの連携など機能が豊富に搭載されています。
登録人数:★★★
登録人数は無制限です。家族みんなのデータを簡単管理できます。もちろんプライバシーは守られます。
カスタマーサポート:★★☆
MultifunJPとしての問い合わせメールアドレスと電話番号は用意されていますが、国産メーカーではない部分が少し不安です。
メーカー保証:★★☆
安心の1年保証です。
multifun
【3位】(同点)
最先端・高精度の体組成計
1つ目の同点3位には、医療分野で使われる技術を搭載した「TANITA インナースキャンデュアル RD-915」。
この体組成計の特徴は、測定項目数と対応アプリのラインナップです。
インナースキャンデュアル RD-915では、基本の8項目に加えて筋肉点数と体内年齢を測定することができます。筋肉点数とは、筋肉の状態をレベル化したものであり、筋肉量だけでなく筋肉の質も測定できる項目です。
最先端テクノロジー「TANITA 4C Technology」を搭載することで、体格や体形等による誤差を解消し、高精度分析を実現しています。(体組成計本体の測定表示の一部が簡略化されたリーズナブル版の innerscanDUAL RD-914L もあわせておすすめです。)
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 26,784円(税込) |
測定項目数 | 11項目 |
登録人数 | 4人 |
最大測定重量 | 180kg |
総合評価:12ポイント
測定項目の多さ:★★★
体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、筋質点数、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝、体内年齢、体水分率、脈拍の11項目。一般的な測定項目に加えて、タニタ独自の筋質点数と体内年齢という指標が測定可能です。
アプリの使い勝手:★★★
通常アプリとなるHealth Planetの他に、ゲーム形式で楽しく測定を続けられるアプリなど、5つのアプリに対応しています。
登録人数:★☆☆
登録人数は4人までなので他機種と比べると少なめです。大家族の方は気をつけましょう。
カスタマーサポート:★★★
カスタマーサポート専用のメールアドレスや電話番号が用意されています。大手メーカーであり取扱商品が多いので、自分の購入商品に故障があった場合などにすぐに対応してもらえるかが唯一の懸念点です。
メーカー保証:★★☆
一般的なメーカー保証1年が付いています。
TANITA RD-907
【3位】(同点)
「管理」にこだわった体組成計
2つ目の同点3位にランクインしたのは「MASARU:ES-28P1」。
この体組成計の特徴は、10を超える測定項目数とリーズナブルな価格です。
上記インナースキャンDUAL907の測定項目数は10項目ですが、MASARUでは13項目もの測定項目が搭載されています。タンパク質や骨格筋、皮下脂肪など、非常に詳細に測定できます。
さらに、MASARUは5,000円以下という安さも特徴です。国産メーカーではありませんが、測定項目数の多さやFitbitとの連携など機能が豊富に搭載されており、非常に満足度の高い体組成計です。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 3,299円 |
測定項目数 | 13項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 180kg |
総合評価:12ポイント
測定項目の多さ:★★★
体重、体脂肪率、BMI、骨格筋、筋肉量、皮下脂肪、内臓脂肪、基礎代謝、推定骨量、体年齢、体内水分率、タンパク質、除脂肪体重の13項目。他機種の一般的な測定項目よりも非常に詳細に測定できます。
アプリの使い勝手:★★★
基本機能となる測定データの閲覧以外に、測定アラームや目標の設定 もでき、また、Fitbitとの連携など機能が豊富に搭載されています。
登録人数:★★★
登録人数は無制限です。家族みんなのデータを簡単管理できます。文句なしの満点です。
カスタマーサポート:★★☆
サイトでは問い合わせメールアドレスや電話番号が表記されていますが、国産メーカーではないためにサポート対応には不安が残ります。
メーカー保証:★☆☆
Amazonの保証期間は半年です。一般的なメーカー保証が1年なので短いです。ただし、Amazon購入者はレビューを書くことで保証期間が1年に延長されるようです。
MASARU:ES-28P1
【5位】(同点)
簡単測定のベーシックタイプ
同点6位の1台目は「OMRON(オムロン):HBF-230T」。
HBF-230Tの特徴は、スタイリッシュな薄型設計と子どもアルゴリズムです。
HBF-230Tのデザインは、薄型かつスタイリッシュなデザインとなっています。そのため、狭いスペースに収納でき、部屋のデザインやインテリアの邪魔になりません。
また、子どもアルゴリズムが搭載されていることも特徴です。子どもアルゴリズムとは、子どもの体に応じた計測アルゴリズムであり、6歳から測定可能です。子どもの肥満予防として、使えます。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 10,886円(税込) |
測定項目数 | 7項目 |
登録人数 | 4人 |
最大測定重量 | 135kg |
総合評価:11ポイント
測定項目の多さ:★★☆
体重、体脂肪率、BMI、骨格筋率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、体年齢の7項目。他機種の一般的な測定項目と比べると水分量(率)の項目がありませんが普段使いには十分です。
アプリの使い勝手:★★★
「OMURON connect」が公式アプリとなりますが、各測定データ項目が色分け表示されており視認性に優れています。
登録人数:★☆☆
登録人数は4人までなので他機種と比べると少なめです。大家族の方は気をつけましょう。
カスタマーサポート:★★★
サイトには電話番号とともに故障修理の受付フォームが設置されています。また、機器に対する問い合わせとアプリに対する問い合わせを分けて受け付けるなど、顧客視点でのサポート案内に前向きな姿勢が現れています。
メーカー保証:★★☆
一般的なメーカー保証1年が付いています。
OMRON(オムロン):HBF-230T
【5位】(同点)
日々の変化がわかりやすい
もう1台の同点6位にランクインしたのは「ACEVIVI」。
ACEVIVIの特徴は、レポート形式でデータを確認できることです。
厳選された14種類の測定項目を日次、週次、月次ごとにレポートが作成されるため、日々の体調を簡単に管理することができます。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 2,399円 |
測定項目数 | 14項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 記載なし |
総合評価:11ポイント
測定項目の多さ:★★★
体重、標準体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、内臓脂肪量、基礎代謝率、推定骨量、体水分率、タンパク質率、除脂肪体重、ボディタイプ、肥満レベル、皮下脂肪率の14項目。
アプリの使い勝手:★★☆
日次、週次、月次ごとにレポートが作成されるなど測定データを管理しやすく、日々の変化が分かりやすいアプリなっています。
登録人数:★★★
登録人数に制限はありません。家族、友達や同僚同士で一緒に使うことができます。
カスタマーサポート:★☆☆
メールでの問い合わせがGmail、電話の問い合わせ先が中国となっているため、サポートには不安が残ります。
メーカー保証:★★☆
「12ヶ月保証」と「18ヶ月保証」の記述があるため分かりにくいですが、最低でも1年の保証はあるようです。
ACEVIVI
【7位】(同点)
初心者が安心して使える体組成計
8位にランクインした1台目は「TANITA BC-768」。
TANITAのスマホ対応のエントリーモデルで、Health Planetアプリと連携しデータを記録します。
Health Planetでは、記録したデータがグラフ化され、グラフの表示項目や期間を自由にカスタマイズできます。そのため、ダイエットやトレーニングなど、目的に応じてグラフを変更することが可能です。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | オープン価格(税込15,000~24,000円) |
測定項目数 | 8項目 |
登録人数 | 5人 |
最大測定重量 | 150kg |
総合評価:10ポイント
測定項目の多さ:★★☆
体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝、体内年齢の8項目。JL-101との違いは水分量か体内年齢か、という点で、普段使いには十分な測定項目です。
アプリの使い勝手:★★☆
アプリを開いたトップ画面で測定項目データのすべてが一度に見られ、測定値が標準か多いかなどのレベル判定までされます。
登録人数:★☆☆
登録人数は5人までなので他機種と比べると少なめです。大家族の方は気をつけましょう。
カスタマーサポート:★★★
カスタマーサポート専用のメールアドレスや電話番号が用意されています。大手メーカーであり取扱商品が多いので、自分の購入商品に故障があった場合などにすぐに対応してもらえるかが唯一の懸念点です。
メーカー保証:★★☆
一般的なメーカー保証1年が付いています。
TANITA BC-768
【7位】(同点)
18項目の測定データで健康応援
2個目の同点8位にランクインしたのは「Cozylife」。この体組成計の特徴は、18を超える測定項目です。
主要な項目の他に、以下のような項目を測定できます。
- たんぱく質
- 皮下脂肪率
- 除脂肪体重
- 肥満程度
- たんぱく率
- 体重管理
こちらも国内メーカーではないため、アプリの日本語表記が不自然な部分がいくつかあります。
基本性能 | |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 3,299円 |
測定項目数 | 18項目 |
登録人数 | 10人 |
最大測定重量 | 記載なし |
総合評価:10ポイント
測定項目の多さ:★★★
アプリの使い勝手:★☆☆
登録人数:★★☆
カスタマーサポート:★☆☆
メーカー保証:★★★
Cozylife
【9位】
赤ちゃんやペットにも最適
同点8位の最後は「EASEHOLD」。
EASEHOLDの特徴は、赤ちゃんやペットも測定できることです。赤ちゃんやペットを抱いて計測でき、最大で8人のデータを登録できます。厚さは2cmながらも、天板に強化ガラスを使用しているため、薄型ながらもしっかりとした耐久性があります。
EASEHOLDも中国メーカーのため、アプリや説明書の日本語表記が不明な部分があります。
項目 | 対応 |
スマホ連携 | Bluetooth連携 |
価格 | 2,780円 |
測定項目数 | 18項目 |
登録人数 | 8人 |
最大測定重量 | 記載なし |
総合評価:10ポイント
測定項目の多さ:★★★
アプリの使い勝手:★☆☆
登録人数:★★☆
カスタマーサポート:★☆☆
メーカー保証:★★★
EASEHOLD
たくさんあって迷った時はとりあえずこれ!
ここまで2022年の使い勝手の良い体組成計としてトップ10をご紹介しましたが、それでも迷ってしまって決められない場合、騙されたと思ってJouleLifeの体組成計を選んでください。
- 月480円で気軽に始められる
- 1年使えば体組成計は自分のものになる
- 使いこなせなかったり自分に合わない場合はいつでもやめられる
- 特典やサポートが充実している
- 国内ヘルスケア企業という安心感
ダイエットや健康管理を目的に体組成計を使ってみようと考えたのであれば、このJL-101で始めるのが一番安心で間違いがありません。
そもそも体組成測定の目的とは
体組成とは、体を構成する成分のことであり、脂肪や筋肉、骨、水分などを指します。体組成計は、それらの成分の割合や状態を測定する機器です。では、体組成を測ることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
健康管理
体組成を測ることで、自身の健康状態を把握しやすくなります。通常の体重計では、体の重さを測れますが、体組成計は体重だけでなく、水分量や基礎代謝も測れます。
体組成計は、自宅で簡単に健康チェックができるため、自分では気づかない体の異変も数値として表れるのです。
ダイエット
体組成計は、ダイエットにも最適です。体組成計では、体脂肪率を測れます。一般的なダイエットは、体重ばかりに注目してしまいがちですが、体組成を測ることで見た目だけではわからない隠れ肥満も見つけられます。
さらに、連動アプリによっては目標体重だけでなく、目標体脂肪率を設定できます。体組成計で毎日計測&スマホ連動アプリで目標体重・体脂肪率とのギャップをチェックすることで、ダイエットを習慣化できます。
トレーニング
トレーニングの際に、体組成計を活用する人も多くいます。特にアスリートは、体組成計で筋肉量や体水分率、基礎代謝を測定し、自身の体のコンディションを把握する際に活用できます。また、体調の良い状態を数値で把握できるのも、体組成計ならではのメリットです。
体組成計の測定項目
体組成計のメリットは、さまざまな測定項目が備わっていることです。体組成計では、主に以下の項目を測定することができます。
- 体脂肪率
体重に占める体脂肪の比率です。比率が高いと生活習慣病の発生リスクが高まります。
- 内臓脂肪レベル
体脂肪のうち、内臓の周りにある脂肪の多さをレベルで表記したものです。レベルが高いと、メタボリックシンドロームの原因になります。
- 筋肉量
脂肪と骨を除いた筋肉組織の重さです。筋肉量が多いほど、エネルギー消費が増え、脂肪の蓄積が抑制されます。
- 体水分率
体重に占める水分の比率です。栄養素の輸送や老廃物の排出、体温の維持・調節に影響します。
- 骨量
身体の中の骨格の重さです。新陳代謝が高いほど新しい骨が作られますが、加齢とともに減少傾向にあります。
- 基礎代謝
生命活動の維持に必要なエネルギー量です。「何もせずにじっとしている時でも消費されるカロリー」を表します。
アプリで体組成計とスマホ連携が可能に
体組成計の特徴は、スマホ連携を行うことで、いつでもどこでも体調管理やデータをチェックすることができる点です。さらに、メーカーによってはiPhoneのヘルスケアやGoogle Fitとの連携も可能です。体組成計を購入する場合は、各メーカーのスマホアプリの使いやすさや特徴もチェックしましょう。
多様なアプリ
各メーカーが配信しているアプリは、それぞれ測定可能項目や提供サービスが異なります。
例えば、JouleLifeが提供するアプリでは、体組成計の測定データを管理するだけでなく、専属の管理栄養士による食事管理サービスも受けられます。また、TANITAでは、ゲーム感覚でダイエットができる「イケメン育成ダイエットふとしの部屋」やイケメンキャラがダイエットをサポートする「シェイプアップ応援ゲーム ねんしょう! for Girls」など、アプリのラインナップが豊富です。
iPhoneのヘルスケアの情報をアプリに共有
自社のアプリだけでなく、iPhoneのヘルスケアとデータを共有できるアプリもあります。すでにヘルスケアで体調管理をしている方は、体組成計で測定したデータを一括で管理できます。
さらに、iPhoneのヘルスケアはApple Watchにも搭載されているため、ランニングやスポーツの際にも簡単にデータをチェックできます。
Google Fitとの連携
Androidの場合でも、Google Fitと連携すると、スマホで体組成計の測定データを一括管理できます。さらに、Google Fitでは1日の運動量や運動時間の目標値を設定でき、目標を達成すると通知が届きます。生活スタイルに合わせた目標を設定することで、運動の習慣化が可能です。
通信機能
体組成計とアプリを連携する場合、Wi-FiもしくはBluetoothを使ってデータを共有します。体組成計の機器によって、通信機能が異なるため、それぞれのメリットやデメリットを把握しておきましょう。
Wi-Fi
Wi-Fiの特徴は、データの通信範囲が広いことです。Wi-Fiの通信範囲は数百メートルにまで及ぶため、部屋中どこでもデータを共有することができます。さらに、通信速度が速いため、スマホと体組成計の接続後すぐにデータを共有できます。
一方で、Wi-Fiはバッテリーの消耗が速いという弱点があります。長時間Wi-Fiを接続すると、充電が速く切れてしまうため注意しましょう。
Bluetooth
Bluetoothの特徴は、バッテリーの消耗が少ないことです。長時間接続した場合でも、Wi-Fiと比べてバッテリーの減りは遅いでしょう。
ただし、Bluetoothはデータの通信範囲が狭くなります。そのため、スマホ連携を行う場合は、体組成計の側で行わなければいけません。
体組成計とスマホの連動でできること
体組成計は、Wi-FiやBluetoothを使うことで、スマホアプリと連動できます。では、アプリとの連動で、どのようなメリットがあるのでしょうか?
測定した日々の体組成データを一括管理可能
健康管理やダイエットは、日々の体調の変化を把握することが大切です。しかし、体組成計で測定したデータをいちいち管理するには手間がかかります。その際、スマホ連動可能な体組成計を使えば、測定するだけで自動的にデータ共有し、記録できます。いわば、アプリを日記代わりに活用できます。
今後への活用
体組成の測定データは過去の変化を知るだけでなく、自分にとってベストコンディションを知る手段としても活用できます。体重や体脂肪率、体水分率、基礎代謝などの数値で自分のもっとも良い状態を把握し、ベストコンディションを維持するために食事や運動、睡眠などの生活習慣の改善にも繋がります。
体組成計とスマホ連動の注意点
体組成計とスマホ連動は非常に便利な機能ですが、実際に始める前にいくつか注意しなければいけません。特に、スマホによっては連動できない体組成計もあるため、注意しましょう。
スマホの機種によってはスマホ連動ができない場合もある
体組成計はスマホとの連動が魅力ですが、機器によってはAndroidもしくはiPhoneに対応していない場合があります。さらに、そもそもアプリ連動がない体組成計もあるため、アプリ連動を行いたい方は、購入前にアプリ連動の有無と対応端末を確認しましょう。
測定結果が変わることがある
体組成計で測定したデータは、体調や食事によって大きく変わることがあります。また、測定するタイミングによってもデータが異なる場合があります。正確なデータを測るためには、毎日決まった時間と条件で測定するようにしましょう。
体組成計はスマホ連動ができるものを選びましょう
今回はスマホ連動ができる体組成計について解説しました。体組成計は、スマホアプリと連動を行うことで、測定データを一括管理することができます。アプリ内では、過去の体重や体脂肪率、筋肉量、基礎代謝がグラフ化されるため、体調の変化を把握しやすくなります。
さらに、アプリではメーカーごとに独自のサービスが提供されており、専門家によるアドバイスサービスやTポイント付与など、サービスの内容は多岐にわたります。
また、購入だけではなく体組成計の提供がセットになったサブスクリプションサービスもあります。体組成計を選ぶときは、機器本体だけでなく、アプリやその他のサービス内容にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
最後におすすめをご紹介
ダイエットのキッカケとして使い始める方が多いJouleLifeのJL-101です!とにかく始めやすさが圧倒的です。
「大手メーカーと比べて性能的にどうなのかなぁと、疑心暗鬼にはなりましたが、アプリとの連携も簡単にできたし機能も充実している」というコメントも紹介されています。
測った体重と体脂肪率を毎日アプリを使って確認することで、生活習慣全体の改善に繋がる一押しの体組成計です。

体組成計JL-102(現物)
(参考)
体組成計の評価方法について
同ページで紹介している体組成計の評価については、販売ページや専用アプリを確認のうえで以下の方法で評価付けをしています。
測定項目の多さ
★☆☆:3項目以下
★★☆:4~8項目
★★★:9項目以上
アプリの使い勝手
★☆☆:測定データ閲覧機能のみ
★★☆:測定データ閲覧機能以外に3つ以上の機能がある
★★★:測定データ閲覧機能以外に5つ以上の機能がある
※海外メーカーで日本語の文法や翻訳が正確でない部分が散見する場合は−1の評価をしています。
登録人数
★☆☆:5人以下
★★☆:6人~10人
★★★:11人以上
カスタマーサポート
★☆☆:専用の問い合わせメールアドレスと電話番号が明記してあるがフリーアドレスや海外の電話番号である
★★☆:海外メーカーで専用の問い合わせメールアドレスと電話番号が明記してある
★★★:国内メーカーで専用の問い合わせメールアドレスと電話番号が明記してある
メーカー保証
★☆☆:1年未満、または、記載なしや不明の場合
★★☆:1年保証
★★★:1年保証+α