Wi-FiやBluetoothによる体重計・体組成計のスマホ自動連携について。Wi-FiとBluetooth連携の違いやメリットは?

 

最近の体重計・体組成計には、スマホで管理ができるようにWi-FiやBluetoothが搭載されたモデルも一般的になっています。

今回はWi-FiやBluetoothによるスマホ連携が可能な体重計・体組成計についてご紹介します。

体重計・体組成計はWi-FiやBluetoothといった通信方法によって測定結果を簡単にスマホアプリに記録することが可能になります。

Wi-FiやBluetoothでスマホ連携できるおすすめの体組成計と専用アプリについても説明しますので、こうした体重計・体組成計の使用に悩んでいる人は参考にしてみてください。

スマホと体組成計を連携設定する女性

 

 

スマホ連携が可能な体組成計を使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

スマホ連携が可能な体組成計の使用を検討している方は、まずは体組成計のスマホ連携のメリットを確認しましょう。

 

測定した日々の体組成データを一括管理

体組成計とスマホが連携することで、体組成の測定データを全て一括でスマホ内にて管理できます。

多くの体組成管理アプリでは、体組成測定を行った時点で測定データがアプリに自動転送されるため記録する手間がかかりません。

また、スマホに専用アプリをダウンロードするだけで、アプリによっては測定データをグラフで確認できます。

グラフで過去の数値との推移が分かること、体の変化に気付けて非常に便利です。

 

今後への活用

体組成データがスマホに転送されることで、過去の体のケアの効果が分かり、そこから今後どのようなケアを行うべきかが分かります。

例えば、トレーニングと同時に体組成測定を行い、日常的にスマホ内に測定数値を記録しておくことで、過去のトレーニングの効果を知ることができます。

また、今後どのような部分を鍛えるべきか、トレーニングの計画を立てる際に活用できます。

 

 

体重・体組成計とスマホの連携にはWi-Fiの他にBluetoothによる通信方法があります。

スマホ連携が可能な体重・体組成計は主に以下の3種類に分かれています。

    • Wi-Fiのみ対応
    • Bluetoothのみ対応
    • Wi-FiとBluetoothの両方に対応

以下ではWi-FiとBluetoothの2種類の通信方法の違いについてそれぞれ解説します。

 

Wi-Fiでの連携

Wi-Fi通信の場合、無線LAN経由で体重計・体組成計とスマホの連携が行われます。

そのため、測定を行うだけで無線LANを経由してネット上のサーバーに自動的に体組成データが送られ、スマホアプリ内にデータが転送されることとなります。

体重計・体組成計との連携における初期設定には、通常、利用するWi-Fi通信のネットワーク名やパスワードなどの情報が必要です。

メリット

一度Wi-Fiとスマホを連携すれば、その後は体重計・体組成計に乗るだけでデータは自動でスマホに同期されます。

Bluetooth連携の場合とは違って、測定のたびにアプリを起動するといった手間が一切ありません。(後述しますが、Bluetooth連携では測定のたびにスマホの起動が必要です。)

例えば、お風呂に入る前に体一つで体重計・体組成計に乗って測定すると、お風呂に入ったあとに、居間に置いておいたスマホで測定結果を確認する、といったことができます。

デメリット

まず、Wi−Fiネットワークの範囲外の場所では、体重計に乗ったとしても、スマホ側に測定値が表示されません。

また、Wi-Fi通信のパスワード情報などを管理できていない場合やWi-Fi側で独自のセキュリティ設定をしている場合には専門知識が必要な場合があります。

他にも、引っ越しや通信会社との契約プランの変更によってWi-Fiネットワークを変更する場合には、そのたびに体重計・体組成計側の設定をリセットして再連携させる必要があります。

加えて、2人以上で利用する場合、設定によっては共同利用する方と自分のデータが混ざり合ってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

Bluetoothでの連携

Bluetooth連携の場合、体重計・体組成計とスマホ端末が直接連携されます。

メリット

Bluetooth通信機能を備えたスマホと体重計・体組成計さえあればいつでも連携して使用できます。

体重計・体組成計を複数人で共同利用する場合でも、測定ごとに各自のスマホと体重計・体組成計とをペアリングするので、自分のデータが他人のスマホに表示されたり、他人のデータが自分のスマホに入ってくるといった可能性は一切ありません。

デメリット

メリットの裏返しにはなりますが、測定のたびにスマホと体重計・体組成計をペアリングする必要があります。

そのため測定時には必ず手元のスマホを起動したうえで測定を開始する必要があり、Wi-Fiに比べると手間がかかります。

 

Wi-FiとBluetoothの両方に対応

上記2つのいいとこ取りしたWi-FiとBluetoothに両方対応した体重計・体組成計もあります。

一度Wi-Fiとスマホを連携しておけば、その後は体重計・体組成計に乗るだけでデータは自動でスマホに同期されます。

Wi-Fiが届かない場所で使う場合には、Bluetooth通信での連携設定したうえで利用することができます。

 

 

Wi-Fi連携とBluetooth連携の違いを確認したところで、2023年の人気&おすすめの体重計・体組成計を5種類ご紹介します。

健康管理やダイエット、トレーニングには、下の情報を参考にして自分に合った最適な体重計・体組成計を利用しましょう。

 

JouleLife(ジュールライフ):JL-103

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格月額550円(税込)
測定項目数9項目
登録人数無制限
最大測定重量150kg

公式サイトで見る

JL-103の元々の商品価値は1万円以上するものですが、それを月額550円のサブスクで気軽に利用でき、オンランダイエット相談や永年保証サービスなどの関連サービスも受けられます。

1年使うと体組成計は自分のものになり、自分に合わない場合は、期間縛りなくいつでもやめられるので損することがありません。

10年以上ヘルスケアサービスを提供している国内企業なので、タニタやオムロンと同様に安心感が持てます。

(単品購入の場合、前モデルJL-102の認定整備済製品も不定期で販売されています。)

 

Anker Eufy Smart Scale P2 Pro

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携 / Wi-Fi連携)
価格6,990円
測定項目数16項目
登録人数無制限
最大測定重量150kg


Amazonで見る
楽天市場で見る

Eufy Smart Scale P2 Proは、モバイルバッテリーとして有名なAnkerが提供するの体組成計で、BluetoothだけではなくWi-Fiでも連携できます。

特徴としては、測定テープ(メジャー)が付属されており、測定データから体型アバターを作成することができ、自分の体型を3Dモデルで客観視することができます。

Anker自体は中国メーカーですが、Anker Japanとして日本法人がしっかりサポートしており、保証も充実しています。

(機能を簡略化したリーズナブル版の Anker Eufy Smart Scale C1 もあわせておすすめです。)

 

TANITA(タニタ):BC-768

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格7,398円
登録人数5人
最大測定重量150kg

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楽天市場で見る

TANITA(タニタ)の特徴は、測定データのグラフ化です。

BC-768は、TANITAの「Health Planet(ヘルスプラネット)」アプリと連携し、データが記録され、グラフの表示項目や期間を自由にカスタマイズできます。そのため、ダイエットやトレーニングなど、目的に応じてグラフを変更することが可能です。

体組成計のサイズが非常にコンパクトなため、家庭での保管にも便利です。

 

TANITA(タニタ):innerscanDUAL RD-915L/RD-917L

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格26,784円(税込)
測定項目数11項目
登録人数4人
最大測定重量180kg


Amazonで見る
楽天市場で見る

TANITA(タニタ)のinnerscanDUAL RD-915L/RD-917Lの特徴は、測定項目数と対応アプリのラインナップです。

innerscanDUAL915/RD-917Lでは、基本の8項目に加えて筋肉点数と体内年齢を測定することができます。筋肉点数とは、筋肉の状態をレベル化したものであり、筋肉量だけでなく筋肉の質も測定できる項目です。

(体組成計本体の測定表示の一部が簡略化されたリーズナブル版の innerscanDUAL RD-914L/RD-916L もあわせておすすめです。)

※RD-915LとRD-917Lは型番が違いますが、販売店(販路)が違うだけの同じ機能の機種です。同様にRD-914LとRD-916Lも同じ機能の機種です。

 

OMRON(オムロン):HBF-230T

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格8,524円(税込)
登録人数4人
最大測定重量135kg


Amazonで見る
楽天市場で見る

OMRON(オムロン)のHBF-230Tの特徴は、スタイリッシュな薄型設計と子どもアルゴリズムです。

HBF-230Tのデザインは、薄型かつスタイリッシュなデザインとなっています。そのため、狭いスペースに収納でき、部屋のデザインやインテリアの邪魔になりません。

測定データは、iPhone/Androidの専用アプリ「オムロンコネクト」に転送され、データを簡単に管理・確認することができます。

 

たくさんあって迷った時のイチオシはこれ!

上記の中でのイチオシのおすすめはズバリJouleLife(ジュールライフ)の体組成計です。


JouleLife(ジュールライフ) JL-103

  • 月550円で気軽に始められる
  • 1年使えば体組成計は自分のものになる
  • 使いこなせなかったり自分に合わない場合はいつでもやめられる
  • 特典やサポートが充実している
  • 国内ヘルスケア企業という安心感
  • アプリの使い勝手も良好

体脂肪率や筋肉量のブレの要因を理解したところで、ダイエットや健康管理を目的に体組成計を使ってみようと考えたのであれば、このJL-103で始めるのが一番安心で間違いがありません。

 

Wi-FiやBluetoothによってスマホと連携することで、体重計・体組成計で計測を行うだけでデータが自動転送されること、測定データをグラフで確認できることなど、体組成数値を管理する際に非常に便利です。

また、専用アプリをダウンロードして使用することになるので毎日の体組成測定のモチベーションキープに活かせます。Wi-FiやBluetoothとのスマホ連携が可能な体組成計を使用して、自身の健康資産の形成に活用していきましょう。

 

 

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