高精度な体組成計とは?測定の仕組みと体組成計の選び方。おすすめの体組成計ブランド

 

体組成計の精度について解説します。

体組成計の測定の仕組みや測定結果が変動する可能性、精度の高い体組成計とはどのようなものなのか、を説明します。

さらに、おすすめの高精度な体組成計もお教えします。

これから使用する体組成計を選ぶ方に役立つ情報が満載ですので、参考にしてみてください。

精度の高い体組成計を知りたい人の画像

 

 

体組成計を使用した体組成測定の結果が変動することはあるのでしょうか。体組成計による体組成測定の結果について説明します。

測定結果の精度を左右する非常に重要なポイントですので、以下の情報をきちんと理解しておきましょう。

測定結果には変動可能性がある

体組成計の測定結果は、変動する可能性があります。これは現在販売されている多くの体組成計が採用している測定方法、「生体インピーダンス法」の特徴によるものです。

体組成計で可能な測定項目

次に、体組成計で測定可能な主な項目をお教えします。

体組成計を使用することで、自身の体のどのような情報が分かるのでしょうか。基本的に以下の7項目を測定可能なことで、自身の体の健康管理やダイエットを行う際に体組成計を活用できます。

体脂肪率

体組成計では、体脂肪率を計測できます。体脂肪率とは、自身の体重に対して脂肪の占める割合を示す数値です。

例えば、ダイエットを行う際には、筋肉量を増やして脂肪量を減らすことで健康的なダイエットを行えます。

しかし、単に食事量を減らして減量した場合には、体脂肪率が高い状態で体重だけが減った状態となります。そのため、体脂肪率は高くなる傾向にあります。

内臓脂肪レベル

体組成計で測定可能な項目の2点目に、内臓脂肪レベルがあります。

内臓脂肪とは、体内の脂肪の中で臓器に密着している体内の脂肪のことを指します。脂肪は内臓脂肪の他に、体の外側に付く皮下脂肪がありますが、内臓脂肪は外側から掴めず、見た目では脂肪量が分かりません。

しかし、内臓に近い位置に付く脂肪であることから、内臓脂肪量に応じた内臓脂肪レベルの数値は、生活習慣病の原因となる可能性が非常に高く重要な数値となります。

内臓脂肪レベルは、体組成計を提供する会社によってレベル表記の基準が異なるため、一概に平均数値がどのくらいということは判断できませんが、内臓脂肪レベルが高いことで生活習慣病の原因となりますので、注意が必要です。

筋肉量

体組成計を使用することで、自身の体についている筋肉量を計測できます。

筋肉量は健康管理やダイエットの際に非常に重要な数値です。筋肉量が多いことで、呼吸をする度に消費するエネルギーである基礎代謝が高まるため、健康管理やダイエットの際に重要な数値となります。

例えばTANITA(タニタ)では、筋肉量と体脂肪率を組み合わせることで、自身の肥満度を測定できます。

筋肉量は性別や年齢、身長、体重によって平均とされる数値は異なりますが、体に占める筋肉の割合を示す筋肉率は、男性で31〜35%未満、女性で26〜28%未満が標準の目安と言われています。

体水分率

体組成計で測定可能な項目の4種類目に、体水分率があります。これは体重に対する体水分量の割合を表す数値です。

水分は人間の体を構成する大きな4要素のひとつで、体温を保つ働きや栄養を運搬する役割があります。

食事制限のみで急激に体重を減らしてしまうと、体脂肪だけでなく、体水分量が減る可能性があります。また、筋肉量が落ちて体脂肪率が高い状態となってしまいます。

体水分だけを減らしてしまうような無理なダイエットをしないよう、体水分率を意識することで健康管理に活かせます。

推定骨量

測定可能な項目として、次に骨量があります。骨量は体内の脂肪量や筋肉量などの様々な測定数値をもとに推定で数値が計測されます。

骨は、自身の脳や内臓を保護する重要な役割があり、骨量が少ないことで将来的に寝たきりになってしまうなどの可能性があります。体組成計を使用して日常的に計測を行うことで、自身の健康管理に活かせます。

基礎代謝

体組成計では、呼吸をする度、体温を保つ度など様々な場面でエネルギーを消費しており、その消費エネルギー量が基礎代謝量として表示されます。

基礎代謝は筋肉量によって大きく左右され、筋肉量が多いことで一回の活動の消費エネルギーが多くなり、基礎代謝量が高まることになります。基礎代謝量が高いひとは太りにくい傾向にあり、基礎代謝を知ることでダイエットの場面で活用できます。

BMI

肥満度が表される数値です。体重を身長の二乗で割って求められますが、体組成計を使用することで、すぐに知ることができます。

例えば、身長160cmで体重が60kgであった場合には、BMIは以下のようになります。

60(体重)÷(1.6m×1.6m)=23.4375(BMI)

BMI数値は日本肥満学会の基準により、「22」が理想的とされています。

体組成計の仕組み

ここからは、体組成計の測定の仕組みを解説します。体組成計では、どのようにして体内の構成要素である体組成を測定しているのでしょうか。以下でご紹介する測定方法は、現在販売されている多くの体組成計で採用されている測定方法です。

生体インピーダンス法

多くの体組成計では、生体インピーダンス法という方法によって体組成が測定されます。生体インピーダンス法は英語で「Bioelectrical Impedance」と言われ、略してBI法と言われることがあります。

生体インピーダンス法では、体に微弱な電流を流し、その抵抗値を計測して脂肪や筋肉などの体組成を推定することで体組成数値が計測されることとなります。脂肪がほとんど電流を流さないのに対して、筋肉は電流が流れやすいことを利用して体組成の数値が推定されることとなります。

体組成計の測定結果は正確か

体内に微弱な電流を流すことで体組成を測定する生体インピーダンス法ですが、測定結果が変動する可能性があります。

人間の体内は非常に複雑で、前日の食事や生活リズムによって様々なポイントが変動します。生体インピーダンス法では、電流の流れやすさを利用して体組成が計測されるため、日ごとの体温変動や体水分量などが変化することで測定結果に大きく影響することとなります。

子どもや高齢者、スポーツ選手、むくみ症の人などは標準の体水分量と異なる場合が多く、体組成測定の正確性は低くなる傾向にあります。

測定結果が変動する要因とは

では、体重計や体組成計の測定結果はなぜ左右されてしまうのでしょうか。測定結果がおかしいことで、健康管理やダイエットを行う際の方針が大きく違ってくることとなり、非常に重要なポイントです。

以下に体組成計による測定の結果が左右される要因を具体的に3点お教えします。TANITA(タニタ)や他の体組成計全てに共通する大切な情報ですので、きちんと理解しておきましょう。

体水分量

測定結果の変動要因の1点目に、体水分量の変化が考えられます。

多くの体組成計では、生体インピーダンス法による体組成測定が行われているため、体内の電流の流れやすさをもとに体組成測定が行われます。電流は筋肉のような水分量の多いところの方が流れやすい傾向にあるため、体水分量が多い場合には筋肉量が多いと見なされ、反対に体水分量が少ないと脂肪量が多いと判断されます。

そのため、入浴後などの体水分量が少ない状態で体組成測定を行うと、通常よりも体脂肪率が高くなるなどの可能性が考えられます。

測定タイミング

次に、体組成測定を行う計測のタイミングによって測定結果が変動する可能性があります。これは、上述の体水分量が1日の中で大きく変化するためです。

例えば、運動後などに体組成測定を行うと、運動によって体温が上がり、発汗することで体水分量は減った状態になります。そのため、体水分量が少ないことで電流が流れにくくなり、体脂肪率の計測値が本来よりも高く出てしまう可能性があります。

他にも前日に飲酒を行った場合には体水分量が減るため、測定結果に影響が出る場合があります。

機種による測定方法の違い

測定結果の変動要因の3点目として、測定する機種が違うことで測定方法が異なり、結果に影響を及ぼす可能性があります。

現在販売されている体組成計は非常に数が多く、測定方法も様々です。

特に、業務用の体組成計と個人用の体組成計では使用目的の違いから測定結果の精度が異なり、詳細な測定方法の違いがあることで測定結果が変動することがあります。

体組成計使用の注意点

ここからは、体組成計による測定結果の変動要因を考慮した上で、体組成計を使用する際に注意したいポイントを説明します。体組成計を使用して体組成測定を行う前にきちんと確認しておきましょう。

測定時間帯

体組成測定を行うタイミングを注意する必要があります。体組成測定は体水分量によって数値が大きく変動するため、一日の中の測定するタイミングによって数値が変動する可能性があります。

体水分量が変化する、運動後や入浴後、血液の流れが変化する食後などに測定を行うことで、通常時と数値が変動することがあるため、注意が必要です。

測定結果を過信しすぎない

体組成計での体組成測定の結果は、その数値だけに囚われないようにすることが重要です。

上述の通り、体組成計の測定結果は測定時の環境によって大きく左右されます。測定者の状態によって全くあてにならない数値が計測される可能性も少なくありません。

健康管理やダイエットを行う際に、体重計や体組成の測定結果に着目しすぎないことが大切です。あくまで参考程度にして、自身の体の管理に活用することが重要です。

 

 

ここからは、精度の高い、2023年に人気のあったおすすめの体組成計ブランドとシリーズをご紹介します。

多くの体組成計の中から、自身に最適な体組成計を選択することは非常に難しいです。以下のブランド情報を参考に、体組成計選びましょう。

 

JouleLife(ジュールライフ):JL-102

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格月額480円(税込)
測定項目数9項目
登録人数無制限
最大測定重量150kg

公式申込サイトで見る

JL-102の元々の商品価値は1万円以上するものですが、それを月額480円のサブスクで気軽に利用でき、オンランダイエット相談や永年保証サービスなどの関連サービスも受けられます。

1年使うと体組成計は自分のものになり、自分に合わない場合は、期間縛りなどなくいつでもやめられるので損することがありません。

10年近くヘルスケアサービスを提供している国内企業なので、タニタやオムロンと同様に安心感が持てます。アプリ機能もかなり充実しています。

(単品購入の場合、認定整備済製品も不定期で販売されています。)

 

TANITA(タニタ):BC-768

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格オープン価格(税込15,000~24,000円)
測定項目数8項目
登録人数5人
最大測定重量150kg

Amazonで見る
楽天市場で見る

TANITA(タニタ)の特徴は、iPhoneとAndroidの両対応と測定データのグラフ化です。

体組成計の中には、Androidに対応していない機器もありますが、こちらのTANITAのBC-768はAndroidとiPhoneの両方に対応しています。

BC-768は、TANITAのHealth Planetアプリと連携しデータを記録します。Health Planetでは、記録したデータがグラフ化され、グラフの表示項目や期間を自由にカスタマイズできます。そのため、ダイエットやトレーニングなど、目的に応じてグラフを変更することが可能です。

 

TANITA(タニタ):innerscanDUAL RD-915L/RD-917L

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格26,784円(税込)
測定項目数11項目
登録人数4人
最大測定重量180kg


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楽天市場で見る

TANITA(タニタ)のinnerscanDUAL RD-915L/RD-917Lの特徴は、測定項目数と対応アプリのラインナップです。

innerscanDUAL915/RD-917Lでは、基本の8項目に加えて筋肉点数と体内年齢を測定することができます。筋肉点数とは、筋肉の状態をレベル化したものであり、筋肉量だけでなく筋肉の質も測定できる項目です。

最先端テクノロジー「TANITA 4C Technology」を搭載することで、体格や体形等による誤差を解消し、高精度分析を実現しています。

(体組成計本体の測定表示の一部が簡略化されたリーズナブル版の innerscanDUAL RD-914L/RD-916L もあわせておすすめです。)

※RD-915LとRD-917Lは型番が違いますが、販売店(販路)が違うだけの同じ機能の機種です。同様にRD-914LとRD-916Lも同じ機能の機種です。

 

OMRON(オムロン):HBF-230T

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格10,886円(税込)
測定項目数7項目
登録人数4人
最大測定重量135kg


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楽天市場で見る

OMRON(オムロン)のHBF-230Tの特徴は、スタイリッシュな薄型設計と子どもアルゴリズムです。

HBF-230Tのデザインは、薄型かつスタイリッシュなデザインとなっています。そのため、狭いスペースに収納でき、部屋のデザインやインテリアの邪魔になりません。

また、子どもアルゴリズムが搭載されていることも特徴です。子どもアルゴリズムとは、子どもの体に応じた計測アルゴリズムであり、6歳から測定可能です。子どもの肥満予防として使えます。

 

multifun

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格2,580円
測定項目数15項目
登録人数無制限
最大測定重量180kg


Amazonで見る
楽天市場で見る

multifunの特徴は、赤ちゃんやペットも測定できることです。赤ちゃんやペットを抱いて計測でき、登録人数にも制限はありません。天板に強化ガラスを使用しているため、薄型ながらもしっかりとした耐久性があります。

multifunも中国メーカーのため、アプリや説明書の日本語表記が不明な部分があります。

なお、multifunは公式サイトがないため、購入する場合はAmazonなどを利用する必要があります。

 

Anker Eufy Smart Scale P2 Pro

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携 / Wi-Fi連携)
価格6,990円
測定項目数16項目
登録人数無制限
最大測定重量150kg


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楽天市場で見る

Eufy Smart Scale P2 Proは、モバイルバッテリーとして有名なAnkerが提供するの体組成計で、BluetoothだけではなくWi-Fiでも連携できます。また、multifunと同様、赤ちゃんやペットのモード設定ができます。

特徴としては、測定テープ(メジャー)が付属されており、測定データから体型アバターを作成することができ、自分の体型を3Dモデルで客観視することができます。

Anker自体は中国メーカーですが、Anker Japanとして日本法人がしっかりサポートしており、保証も充実しています。

(機能を簡略化したリーズナブル版の Anker Eufy Smart Scale C1 もあわせておすすめです。)

 

MASARU

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格2,780円
測定項目数13項目
登録人数無制限
最大測定重量180kg


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楽天市場で見る

MASARUの特徴は、アスリートモードが使えることです。

普段から運動をしている方は、一般成人に比べて、筋肉量も多く、骨格も太いという傾向がみられるため、その点を補正する設定が利用できます。

また、コンパクトなデザインとなっているため、収納場所に困りません。コンパクトでありながらも、高性能であり、4つの高精度センサーで即座に体組成を測定します。

 

Xiaomi:Mi スマート体組成計2

項目対応
スマホ連携○(Bluetooth連携)
価格3,960円
測定項目数13項目
登録人数16人
最大測定重量150kg


Amazonで見る
楽天市場で見る

Mi スマート体組成計2の特徴は、基本機能のモード切り替えで人の体重以外にも小包や野菜などの重量が計測できることです。

Xiaomiは中国内の最大手のヘルスケアメーカーであり、品質だけでなくサポートや保証などにも信頼感があります。

バランステストできる機能もあり、他のメーカーにはない付加価値を提供している技術力の高いメーカーです。

 

たくさんあって迷った時はとりあえずこれ!

上記でも紹介しましたが、迷ってしまって決められない場合のおすすめはズバリJouleLife(ジュールライフ)の体組成計です。


JouleLife(ジュールライフ) JL-102

  • 月480円で気軽に始められる
  • 1年使えば体組成計は自分のものになる
  • 使いこなせなかったり自分に合わない場合はいつでもやめられる
  • 特典やサポートが充実している
  • 国内ヘルスケア企業という安心感
  • アプリの使い勝手も良好

ダイエットや健康管理を目的に体組成計を使ってみようと考えたのであれば、このJL-102で始めるのが一番安心で間違いがありません。

 

精度の高い体組成計について説明します。高精度な体組成計とは、どのようなものなのでしょうか。

高精度な体組成計とは

高精度な体組成計とは、体組成測定の精度が高いもののことを言います。以下より、精度の高い測定結果を得るために、体組成計に搭載されている機能を幾つかご紹介します。

機能によって、詳細情報を知ることができる体組成の項目が異なり、自身の体組成測定の目的に合わせて必要な機能が違います。気になる機能があれば搭載されている体組成計を探してみましょう。

筋質測定

体組成計の機器によっては、体についている筋肉量だけでなく、その筋肉を構成している要素を推定して筋肉の質を測定できるものがあります。

単に筋肉量が多くても、実際に筋肉を使う場面で筋力を出せなくなってしまいます。そのため、筋肉量に加えて筋質測定を行うことで自身の体についている筋肉が質の高いものかどうかを知ることができます。

例えば、トレーニングを目的に体組成測定を行う方の場合には、自身の筋肉の質を知って、今後のトレーニングに活かせます。

部位別測定

体組成計によっては、全身の体組成数値だけでなく、片腕・片脚などの部位ごとに体組成測定が行える機能が搭載されているものがあります。

部位別に体組成測定が可能なことで、自身の体の偏りなどが分かり、鍛えるべき部位などを知ることができます。

MBA判定

MBA判定とは、「My Body Analyzer」の略で、自身の筋肉がどれくらいアスリートのものに近いかどうかを判定してくれる機能です。

アスリートは、筋肉量が多く、筋肉細胞の特性など、身体の造りが運動習慣のない方とは異なります。

MBA判定では、そのようなアスリート1,000人を対象に体組成情報を統計し、筋線維の性質や部位別の筋肉バランスなどを考慮して測定者の筋肉がどれくらいアスリートの筋肉に近いかどうかを知ることができます。

正確な測定結果を得る方法

体組成計を使用して自身の体組成を測定する際に、できるだけ正確な測定結果を得るための方法をお教えします。

正確性の高い測定結果は、体組成計自体の機能はもちろんですが、測定者の状態にも大きく左右されます。以下のポイントを押さえて、できるだけ正確な体組成の数値を測定しましょう。

決まった時間帯に測定

正確性の高い測定結果を得るためには、日常的に測定する時間帯をある程度同じにすることが大切です。

体組成の測定は、日常的に継続して行うことで個人個人の健康資産を形成することができ、非常に重要な役割を果たします。測定時間帯によって測定結果が変動する可能性がある体組成の数値は、日々の体の変化を記録して比較する際にある程度同じ時間帯に測定を行っていないと比較対象として意味がなくなってしまいます。

そのため、ある程度決まった時間帯で日々の体組成計測定を行うことが大切です。

水平な状態での測定

体組成計は水平で硬い場所に置いて測定することで、より正確な体組成数値を知ることができます。

柔らかいクッションの上や、じゅうたん・畳と言った安定しにくい場所で測定することで、きちんとした測定結果が得られなくなります。

素足で測定

精度の高い測定結果を得るためには、素足での測定がおすすめです。

体組成計では、測定者が体組成計に乗り、電極から体内に電流が流されることで体内の体組成が測定されることとなります。そのため、電極に例えば靴下を履いた状態では電流が流れにくくなる場合があり、測定結果が異なる可能性が高くなります。また足裏が極度に乾燥しているときも電流が流れにくくなる場合があります。そのときは足裏をウエットティッシュなどで軽く拭くと上手く測定できます。

入浴前の計測がおすすめ

体組成計を使用した体組成測定は、入浴前の測定がベストと言われています。

体組成の測定は、食事や運動、入浴など、一日の中で大きく変化する測定者の体水分量に大きく影響されます。そのため、測定する時間帯をある程度決めて日常的に測定を行うことが大事です。測定するタイミングによっては測定結果の正確性が左右されます。

入浴前であれば、食後すぐにお風呂に入る人が少なく、体水分量が大きく変化する可能性は低くなります。また、入浴前であれば衣類を脱ぐタイミングであるため、正確性の高い体重測定ができます。

高精度な体組成計選びのポイント

ここからは、高精度な体組成計を選ぶ際のポイントを説明します。精度の高い体組成計を使用したい方は、以下のポイントを参考にして、体組成計を自身の健康資産の形成に活かしていきましょう。

販売時期

精度の高い体組成計を選択する際に、体組成計の販売時期を確認することが大切です。

体組成計の測定技術は従来よりも大きく進歩しており、従来の体組成計と比べると現在販売されている体組成計の測定精度は非常に高くなっています。そのため、販売時期が古いものでは、測定精度が高くない可能性があります。

測定項目の数

高精度な体組成計選びのポイントの2点目に、測定項目数があります。

測定項目数は、単に数が多いだけでなくより詳細な情報が分かることで精度の高い体組成測定の結果が得られます。例えば、筋肉量測定の他に筋肉の質を測ることができる、「筋質測定」が可能なものを選択することなどがあります。

アプリ連携

正確性の高い体組成計を選ぶ際に、体組成計とアプリの連携が可能かどうかというポイントも大切になります。

体組成計とスマホアプリが連携できることで、測定数値の管理や体組成計の画面だけでは分からない詳細な体組成数値の変化などを知ることができます。

 

精度の高い体組成計について説明しました。体組成計の測定結果が変動する要因や、正確性の高い体組成測定を行うための注意点などを解説しました。

体組成測定は、測定時の状況が非常に重要で、測定者の状態や体組成計を置く場所などの理由で測定結果が左右されます。

より正確な測定結果を得るためには、体組成計を使用する際に体水分量を意識したタイミングで計測を行うことが必要です。

また、おすすめの体組成計ブランドをご紹介しました。それぞれのブランドには特徴があり、シリーズによって便利な機能が異なります。

JouleLifeでは専門家にダイエット相談ができるなどのサービスがあり、上手く使用することで、自身の健康資産を形成する際に活用できます。

最適な体組成計を使用して、自身の体の管理を行っていきましょう。

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