自分の身体を手軽にリラックスさせることができる「お香」。
お香で身体をリラックスさせることで、自律神経のバランスが整えば、緊張がほぐれて気持ちが落ち着くため、睡眠の質を上げたり、頭痛や不安、イライラをやわらげたりできます。
また、場合によっては、集中力を高めたり作業効率を上げたりすることもできます。
お香を焚いてリラックスする際に、香りを楽しむだけではなく、その場の雰囲気を引き立たせたり、自分の気分をさらに上げるためにもお香立てにはこだわりたいと思う人も多いはず。
今回は使い勝手の良いおすすめのお香立てとともに選び方のポイントをご紹介します。
お香立てを選ぶ際のポイント
お香立ての種類
お香立てには、横置きのフラット型なもの、箱になったボックス型(横置き)のもの、お皿型の香皿、他にはモチーフ・キャラ物や、飾り・装飾を施したものがあります。
また、素材には、陶器・木・ガラス・真鍮などがあり、自分の好みのものを探す楽しさがあります。
灰がこぼれないものがおすすめ
お香の香りを楽しんではいるものの、お香の長さと合っていないお香立てを使っているために、テーブルや棚などに灰が溢れることがあります。
せっかくリラックスするために香りを楽しんでも、掃除や後片付けに気を取られると残念な気持ちになってしまうので、お香が燃えたあとの灰の始末が楽なものを選びましょう。
お香が最後まで燃える
お香を最後まできれいに燃やすには、お香自体とお香立てに接地面がないように立てかけられるかを見る必要があります。
お香が最後まで燃えきる構造になっているかどうかも確認しましょう。
おしゃれな人気おすすめお香立て5選
それでは、おすすめのお香立てをご紹介します。作り手のこだわりが感じられ、使い勝手の良い人気モデルを集めました。
TAKUMI TOKYO 凛(RIN)
公式サイトで見る(ナチュナル)
公式サイトで見る(ブラック)
日本各地の確かな技術を持つ職人たちがこだわりをもって創り上げたハンドメイトの国産のお香立てです。
真鍮と木材ベースのスタイリッシュな作りとなっており、他にはない経年変化や風合いが楽しめます。
箱の2段目にはお香の収納スペースも付いており、蓋付きなので使用時以外は蓋を閉じておくことで、灰がこぼれたり、灰が舞ったりするのを防止できます。
サンプルのお香も15本セットで付いてくるので初めての人でも使いやすく、プレゼントや自分へのご褒美にも最適です。
soil INCENSE CASE
耐熱性のある自然素材である珪藻土(けいそうど) でつくられたお香入れで、凛と同様にこちらも国産です。
製品名としては「お香入れ」ですが、蓋を裏返すと「お香立て」になります。
珪藻土なので、吸水性や保湿性、消臭性、調湿性に優れており、お香の湿気防止になります。
長めのお香もちゃんと収まり、使用後は蓋を閉められるため灰も飛ばないので使いやすいです。
APOTHEKE FRAGRANCE お香立て
すべての制作作業をハンドメイドで行う国産ルームフレグランスブランドが作る真鍮製のお香立てです。
長いお香にもぴったりなサイズ感で、上記の凛と同様に、使い込むと味わいが出てくる真鍮製です。
装飾が一切なくシンプルですが、それでいて美しさが感じられるデザインです。
蓋付きではなく縁もないので、お香を焚いたあとの灰の始末には気をつける必要があります。
METAPHYS quolo インセンスホルダー
こちらも国産メーカーが作る鋳鉄製のお香立てです。
スティックタイプのお香だけではなく、コーンタイプのお香にも対応しています。
重みもあり高級感があるフォルムで、使用後のお手入れもさっと表面を拭くだけで済みます。
スティックタイプのお香は90mm以下の使用がおすすめで、長いお香だと灰がこぼれる可能性があるので注意です。
CLEAR B GLASS INCENSE BURNER
上記までの製品とは打って変わって、ガラス製のお香立てです。
韓国の熟練した職人によって、こだわりのハンドメイドの技法で作り上げられたボール形のデザインです。
カクテルグラスのような色気のあるお香立てで、お香を燃やした後は、集めた灰を通して香りの余韻を感じることができます。
初めてのお香を選ぶ際のポイント
お香を選ぶときに大切にしたい点や気を付けるべき点を解説します。
目的や用途の確認
お香の使用目的には、自宅でのリラックスだけではなく消臭目的などにも使うことができます。
ペットの有無や部屋の配置なども含めて自分がどういう場面でお香を使いたいかを改めて確認しておきましょう。
自分の好きな香りの確認
お香には多種多彩な香りがあります。香りが強すぎたり、自分に合わない香りを選んでしまうと、逆にストレスになりかねません。心身ともにリラックスした時間を持つためにも好みの香りを見つけましょう。
おすすめのお香もご紹介
お香に関しては、白檀やキンモクセイ、ヒノキなどが人気の香りとなっています。
かゆらぎ 白檀
かゆらぎシリーズは普段使いに最適で、この白檀がシリーズ内の評判も高いです。
素朴な香りが好きな人におすすめで、日常的にお香を焚く人にぴったりです。
suya お香 白檀
こちらも白檀がベースとなったお香で、ほのかに甘さを含む穏やかで親しみのある香りです。
コンパクトな陶器のお香立ても付属されています。
無印良品 お香 スティックタイプ ひのきの香り
無印良品のひのきをイメージした樹木の落ち着いた香りのお香です。
素朴な疑問:お香とアロマの違い
お香を使い始めると、香りを楽しむという点で同じとなるアロマとの違いが気になります。
お香:天然由来の香木や植物などを原料として乾燥させて作られたもの
アロマ:天然由来の植物や果実を元にエッセンスオイルを抽出したもの
お気に入りの香りに包まれるという点では一緒です。
直火式のお香には炎のゆらぎによる癒しがあったりする一方、アロマはエッセンシャルオイルをハンカチなどに垂らすなどして香りを携帯できるという点にも違いが出てきます。
最後に筆者のお香立てをご紹介
筆者のお香立てはTAKUMI TOKYOの「凛」です。
お香のサンプルが15本も付いてくるお香立てセットなので、初心者に優しく始めやすいでイチオシのお香立てです。
まだ使い始めたばかりですが、とてもリラックスできる香りで贅沢な時間が過ごせています。
お香立て自体はすごく上品でスタリッシュなのですが、木材ベースなのであたたかみも感じられます。
ご覧のとおり、灰もこぼれないし、持ち運びも便利なので、使い終わりの始末もとても楽です。