体組成計(たいそせいけい)は、脂肪や筋肉など体の成分を測定し、アプリと連携することでスマホにデータを記録することができます。
メーカーによっては、iPhoneのヘルスケアやAndroidのGoogle Fitに連動でき、アプリのサービス内容もメーカーごとに異なります。
数ある体重計・体組成計の中から、特に人気のおすすめメーカーの体組成計をご紹介します。
スマホ連動が可能なおすすめ体組成計
ダイエットブームや健康志向の高まりに伴い、多くのメーカーから体組成計が販売されています。こちらでは、数ある体組成計の中から、スマホ連動が可能なおすすめ体組成計を厳選しご紹介します。便利な体組成計を使って体組成測定を習慣化させましょう。
体組成計選びのポイント
まずは、体組成計選びのポイントをご紹介します。特に初めて体組成計を購入する方は、以下のポイントをおさえて選ぶようにしましょう。
スマホ連動
ポイント1点目は、スマホ連動です。体組成計の中にはスマホと連動できないものもあります。日々のデータを便利に管理するためにも、スマホ連動の体組成計を選ぶようにしましょう。
価格
ポイント2点目は、価格です。体組成計の価格は、5,000~10,000円が相場です。しかし、メーカーによっては2,000円以下のものもあれば10,000円以上する体組成計が販売されています。迷った場合は、価格単体で決めるのではなく、測定項目やデータの正確性も考慮して選ぶようにしましょう。
測定項目
ポイント3点目は、測定項目です。体組成計ごとに測定項目の数や種類は異なります。購入する前に、ご自身の測定したい測定項目が含まれているかチェックしましょう。測定項目は、各体組成計を製造しているブランドの公式サイトにて確認できます。
登録人数
ポイント4点目は、登録人数です。スマホ連動の体組成計は、機器本体にデータを記録し、そのデータをアプリに共有できます。ただ、記録できるデータは人数制限がされている場合があるので、家族や友人同士で共同利用する場合には注意が必要です。
最大測定重量
ポイント5点目は、最大測定重量です。最大測定重量とは、測定可能な最大の重量です。最大測定重量を超えて計測すると、破損する恐れがあるため、最大測定重量はチェックしておきましょう。
おすすめ体組成計10選
それでは、2025年の人気体組成計からおすすめ体組成計10選をご紹介します。
JouleLife(ジュールライフ):JL-103
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 3,960円(税込) |
測定項目数 | 9項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 150kg |
人気ダイエットアプリを開発運営する国内企業がプロデュースするオリジナル体組成計です。
特許技術を持つアプリ機能が充実しており、75.1%(4人中3人以上)がダイエットに成功している実績を公表しています。
10年近くヘルスケアサービスを提供する国内企業で、有名大学の教授も監修協力しており、タニタやオムロンと同様に安心感が持てます。
TANITA(タニタ):BC-768
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | オープン価格(税込10,800円) |
測定項目数 | 8項目 |
登録人数 | 5人 |
最大測定重量 | 150kg |
TANITA(タニタ)の特徴は、iPhoneとAndroidの両対応と測定データのグラフ化です。
体組成計の中には、Androidに対応していない機器もありますが、こちらのTANITAのBC-768はAndroidとiPhoneの両方に対応しています。
BC-768は、TANITAのHealth Planetアプリと連携しデータを記録します。Health Planetでは、記録したデータがグラフ化され、グラフの表示項目や期間を自由にカスタマイズできます。そのため、ダイエットやトレーニングなど、目的に応じてグラフを変更することが可能です。
TANITA(タニタ):innerscanDUAL RD-915L / RD-917L
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 26,784円(税込) |
測定項目数 | 11項目 |
登録人数 | 4人 |
最大測定重量 | 180kg |
TANITA(タニタ)のinnerscanDUAL RD-915L/RD-917Lの特徴は、測定項目数と対応アプリのラインナップです。
innerscanDUAL RD-915L/RD-917Lでは、基本の8項目に加えて筋肉点数と体内年齢を測定することができます。筋肉点数とは、筋肉の状態をレベル化したものであり、筋肉量だけでなく筋肉の質も測定できる項目です。
最先端テクノロジー「TANITA 4C Technology」を搭載することで、体格や体形等による誤差を解消し、高精度分析を実現しています。
(体組成計本体の測定表示の一部が簡略化されたリーズナブル版の innerscanDUAL RD-914L/RD-916L もあわせておすすめです。)
※RD-915LとRD-917Lは型番が違いますが、販売店(販路)が違うだけの同じ機能の機種です。同様にRD-914LとRD-916Lも同じ機能の機種です。
OMRON(オムロン):HBF-230T
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 10,886円(税込) |
測定項目数 | 7項目 |
登録人数 | 4人 |
最大測定重量 | 135kg |
OMRON(オムロン)のHBF-230Tの特徴は、スタイリッシュな薄型設計と子どもアルゴリズムです。
HBF-230Tのデザインは、薄型かつスタイリッシュなデザインとなっています。そのため、狭いスペースに収納でき、部屋のデザインやインテリアの邪魔になりません。
また、子どもアルゴリズムが搭載されていることも特徴です。子どもアルゴリズムとは、子どもの体に応じた計測アルゴリズムであり、6歳から測定可能です。子どもの肥満予防として、使えます。
Xiaomi:Mi スマート体組成計2
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 5,980円 |
測定項目数 | 13項目 |
登録人数 | 16人 |
最大測定重量 | 150kg |
Mi スマート体組成計2の特徴は、基本機能のモード切り替えで人の体重以外にも小包や野菜などの重量も計測できます。
バランステスト機能も付いており、他のメーカーにはない付加価値を提供している技術力の高いメーカーです。
Xiaomiは中国内の最大手のヘルスケアメーカーであり、品質だけでなくサポートや保証などにも信頼感があります。
Anker Eufy Smart Scale P2 Pro
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携 / Wi-Fi連携) |
価格 | 6,990円 |
測定項目数 | 16項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 150kg |
Eufy Smart Scale P2 Proは、モバイルバッテリーとして有名なAnkerが提供するの体組成計で、BluetoothだけではなくWi-Fiでも連携できます。また、赤ちゃんやペットのモード設定ができます。
特徴としては、測定テープ(メジャー)が付属されており、測定データから体型アバターを作成することができ、自分の体型を3Dモデルで客観視することができます。
Anker自体は中国メーカーですが、Anker Japanとして日本法人がしっかりサポートしており、保証も充実しています。
(機能を簡略化したリーズナブル版の Anker Eufy Smart Scale C1 もあわせておすすめです。こちらのモデルも楽天市場でも提供されています。)
FiNC SmartScale
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 3,480円 |
測定項目数 | 11項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 180kg |
FiNC SmartScaleの特徴は、人気ダイエットアプリ FiNCアプリとの連動です。
FiNCアプリは900万ダウンロードを超える国内無料アプリで体重や体脂肪だけでなく食事や歩数などをまとめて管理できます。
日本国内のITベンチャー企業が運営しているため保証やサポートも安心です。
INFIELD
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 3,280円 |
測定項目数 | 13項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 150kg |
INFIELDの特徴は、AIが食事と運動をサポートする専用アプリです。
測定項目数の多さを筆頭に機能が豊富に搭載されており、満足度の高い体組成計です。
また、国内企業がデザインを手掛けており、パーソナルトレーナーが監修しているので安心感があります。
HUAWEI Scale 3
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 3,960円 |
測定項目数 | 12項目 |
登録人数 | 10人+ゲスト |
最大測定重量 | 150kg |
HUAWEI Scale 3の特徴は、最小100gから測れる融通の良さがあり、ちょっとした荷物などの重さを測る際には便利です。
また、ゲストモードが搭載されているため、アプリ登録していない人が体重以外の測定値を計測する際に便利な機能があります。
HUAWEIはスマートデバイスを提供する中国メーカーですが、グローバルに進出しており、サポートや保証などにも信頼感があります。
RENPHO
項目 | 対応 |
スマホ連携 | ○(Bluetooth連携) |
価格 | 3,980円 |
測定項目数 | 13項目 |
登録人数 | 無制限 |
最大測定重量 | 180kg |
RENPHOの特徴は、体重の最小単位が0.1kgなので赤ちゃんやペットの体重測定にもが使えることです。
また、コンパクトなデザインとなっているため、収納場所に困りません。コンパクトでありながらも、高性能であり、4つの高精度センサーで即座に体組成を測定します。
RENPHOはアメリカ西海岸のカリフォルニアでの創立ですが、現在、日本法人もあるので信頼感は持てそうです。
たくさんあって迷った時はとりあえずこれ!
ここまで人気の体組成計として10選をご紹介しましたが、迷ってしまって決められない場合のおすすめはズバリJouleLife(ジュールライフ)の体組成計です。
- 国内ヘルスケア企業という安心感
- 有名大学教授が監修に参加
- 3,960円なので気軽に使える
- 特許取得アプリに気が利く機能が充実
- 登録人数が無制限なので家族で使える
- 各種メディアでの紹介実績有り
- Amazonおすすめ商品にも選出
ダイエットや健康管理を目的に体組成計を使ってみようと考えたのであれば、このJL-103で始めるのが一番安心で間違いがありません。
そもそも体組成測定の目的とは
体組成とは、体を構成する成分のことであり、脂肪や筋肉、骨、水分などを指します。体組成計は、それらの成分の割合や状態を測定する機器です。では、体組成を測ることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
健康管理
体組成を測ることで、自身の健康状態を把握しやすくなります。通常の体重計では、体の重さを測れますが、体組成計は体重だけでなく、水分量や基礎代謝も測れます。
体組成計は、自宅で簡単に健康チェックができるため、自分では気づかない体の異変も数値として表れるのです。
ダイエット
体組成計は、ダイエットにも最適です。体組成計では、体脂肪率を測れます。一般的なダイエットは、体重ばかりに注目してしまいがちですが、体組成を測ることで見た目だけではわからない隠れ肥満も見つけられます。
さらに、連動アプリによっては目標体重だけでなく、目標体脂肪率を設定できます。体組成計で毎日計測&スマホ連動アプリで目標体重・体脂肪率とのギャップをチェックすることで、ダイエットを習慣化できます。
トレーニング
トレーニングの際に、体組成計を活用する人も多くいます。特にアスリートは、体組成計で筋肉量や体水分率、基礎代謝を測定し、自身の体のコンディションを把握する際に活用できます。また、体調の良い状態を数値で把握できるのも、体組成計ならではのメリットです。
体組成計の測定項目
体組成計のメリットは、さまざまな測定項目が備わっていることです。体組成計では、主に以下の項目を測定することができます。
- 体脂肪率
体重に占める体脂肪の比率です。比率が高いと生活習慣病の発生リスクが高まります。
- 内臓脂肪レベル
体脂肪のうち、内臓の周りにある脂肪の多さをレベルで表記したものです。レベルが高いと、メタボリックシンドロームの原因になります。
- 筋肉量
脂肪と骨を除いた筋肉組織の重さです。筋肉量が多いほど、エネルギー消費が増え、脂肪の蓄積が抑制されます。
- 体水分率
体重に占める水分の比率です。栄養素の輸送や老廃物の排出、体温の維持・調節に影響します。
- 骨量
身体の中の骨格の重さです。新陳代謝が高いほど新しい骨が作られますが、加齢とともに減少傾向にあります。
- 基礎代謝
生命活動の維持に必要なエネルギー量です。「何もせずにじっとしている時でも消費されるカロリー」を表します。
アプリで体組成計とスマホ連携が可能に
体組成計の特徴は、スマホ連携を行うことで、いつでもどこでも体調管理やデータをチェックすることができる点です。さらに、メーカーによってはiPhoneのヘルスケアやGoogle Fitとの連携も可能です。体組成計を購入する場合は、各メーカーのスマホアプリの使いやすさや特徴もチェックしましょう。
多様なアプリ
各メーカーが配信しているアプリは、それぞれ測定可能項目や提供サービスが異なります。
例えば、JouleLifeが提供するアプリでは、体組成計の測定データを管理するだけでなく、専属の管理栄養士による食事管理サービスも受けられます。また、TANITAでは、ゲーム感覚でダイエットができる「イケメン育成ダイエットふとしの部屋」やイケメンキャラがダイエットをサポートする「シェイプアップ応援ゲーム ねんしょう! for Girls」など、アプリのラインナップが豊富です。
iPhoneのヘルスケアの情報をアプリに共有
自社のアプリだけでなく、iPhoneのヘルスケアとデータを共有できるアプリもあります。すでにヘルスケアで体調管理をしている方は、体組成計で測定したデータを一括で管理できます。
さらに、iPhoneのヘルスケアはApple Watchにも搭載されているため、ランニングやスポーツの際にも簡単にデータをチェックできます。
Google Fitとの連携
Androidの場合でも、Google Fitと連携すると、スマホで体組成計の測定データを一括管理できます。さらに、Google Fitでは1日の運動量や運動時間の目標値を設定でき、目標を達成すると通知が届きます。生活スタイルに合わせた目標を設定することで、運動の習慣化が可能です。
通信機能
体組成計とアプリを連携する場合、Wi-FiもしくはBluetoothを使ってデータを共有します。体組成計の機器によって、通信機能が異なるため、それぞれのメリットやデメリットを把握しておきましょう。
Wi-Fi
Wi-Fiの特徴は、データの通信範囲が広いことです。Wi-Fiの通信範囲は数百メートルにまで及ぶため、部屋中どこでもデータを共有することができます。さらに、通信速度が速いため、スマホと体組成計の接続後すぐにデータを共有できます。
一方で、Wi-Fiはバッテリーの消耗が速いという弱点があります。長時間Wi-Fiを接続すると、充電が速く切れてしまうため注意しましょう。
Bluetooth
Bluetoothの特徴は、バッテリーの消耗が少ないことです。長時間接続した場合でも、Wi-Fiと比べてバッテリーの減りは遅いでしょう。
ただし、Bluetoothはデータの通信範囲が狭くなります。そのため、スマホ連携を行う場合は、体組成計の側で行わなければいけません。
体組成計とスマホの連動でできること
体組成計は、Wi-FiやBluetoothを使うことで、スマホアプリと連動できます。では、アプリとの連動で、どのようなメリットがあるのでしょうか?
測定した日々の体組成データを一括管理可能
健康管理やダイエットは、日々の体調の変化を把握することが大切です。しかし、体組成計で測定したデータをいちいち管理するには手間がかかります。その際、スマホ連動可能な体組成計を使えば、測定するだけで自動的にデータ共有し、記録できます。いわば、アプリを日記代わりに活用できます。
今後への活用
体組成の測定データは過去の変化を知るだけでなく、自分にとってベストコンディションを知る手段としても活用できます。体重や体脂肪率、体水分率、基礎代謝などの数値で自分のもっとも良い状態を把握し、ベストコンディションを維持するために食事や運動、睡眠などの生活習慣の改善にも繋がります。
体組成計とスマホ連動の注意点
体組成計とスマホ連動は非常に便利な機能ですが、実際に始める前にいくつか注意しなければいけません。特に、スマホによっては連動できない体組成計もあるため、注意しましょう。
スマホの機種によってはスマホ連動ができない場合もある
体組成計はスマホとの連動が魅力ですが、機器によってはAndroidもしくはiPhoneに対応していない場合があります。さらに、そもそもアプリ連動がない体組成計もあるため、アプリ連動を行いたい方は、購入前にアプリ連動の有無と対応端末を確認しましょう。
測定結果が変わることがある
体組成計で測定したデータは、体調や食事によって大きく変わることがあります。また、測定するタイミングによってもデータが異なる場合があります。正確なデータを測るためには、毎日決まった時間と条件で測定するようにしましょう。
体組成計はスマホ連動ができるものを選びましょう
今回はスマホ連動ができる体組成計について解説しました。体組成計は、スマホアプリと連動を行うことで、測定データを一括管理することができます。アプリ内では、過去の体重や体脂肪率、筋肉量、基礎代謝がグラフ化されるため、体調の変化を把握しやすくなります。
さらに、アプリではメーカーごとに独自のサービスが提供されており、専門家によるアドバイスサービスやポイント付与など、サービスの内容は多岐にわたります。
また、購入だけではなく体組成計の提供がセットになったサブスクリプションサービスもあります。体組成計を選ぶときは、機器本体だけでなく、アプリやその他のサービス内容にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
最後におすすめをご紹介
ダイエットのキッカケとして使い始める方が多いJouleLife(ジュールライフ)のJL-103です!とにかく始めやすさが圧倒的です。
「大手メーカーと比べて性能的にどうなのかなぁと、疑心暗鬼にはなりましたが、アプリとの連携も簡単にできたし機能も充実している」というコメントも紹介されています。
測った体重と体脂肪率を毎日アプリを使って確認することで、生活習慣全体の改善に繋がる一押しの体組成計です!