美肌の基本はたんぱく質から!たんぱく質は肌や髪などの美しさにもつながります!

自炊が続くと手軽なもので済ませようとしてしまいますね。

麺類や丼ものが増えがちです。

卵や肉、魚、大豆製品などのたんぱく質は積極的に取り入れてますか?

たんぱく質は筋トレをする人だけに必要なものではありません。

私たちのカラダにとってたんぱく質はとても必要な栄養素です。

筋肉や臓器、血液、骨、皮膚、髪などの主成分はいずれもたんぱく質で、約60%が水分、約20%がたんぱく質でできています。

筋肉や臓器などがきちんと働くために必要なさまざまな酵素やホルモンもたんぱく質からできています。

 

必須アミノ酸とアミノ酸スコア

私たちのカラダのたんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されています。

そのうち体内で合成できないため食物から摂取が必要な必須アミノ酸は9種類(バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)あります。

この必須アミノ酸の含まれるバランスを表したのが「アミノ酸スコア」で、たんぱく質の「質」を表す数値になります。

アミノ酸スコアは、100が満点です。卵や肉類、魚などの動物性食品はアミノ酸スコアが100になります。

穀類では米は70前後 、小麦は45前後と低くなります。

パスタやピザ、ラーメン、丼ものなど穀類過多の食生活だと特に必須アミノ酸の中のリジンが不足しやすくなります。

動物性食品を食べないベジタリアンの方なども、リジンが不足することで疲労や集中力低下したり、たんぱく質のスムーズな合成がしにくくなったりすることがあります。

ベジタリアンの方は植物性食品の中でアミノ酸スコアが100の大豆製品を積極的にとることが大切です。

 

コラーゲンの誤解と美肌

たんぱく質といえば筋肉のイメージが強いですが、たんぱく質は肌や髪などの美しさにもつながります。

美肌を求めるときに「コラーゲン」を意識する方が多いかも知れません。たしかに、コラーゲンは皮膚、骨、軟骨、靭帯、腱などを構成するたんぱく質の1種で、体内の全てのたんぱく質の3割を占めています。

しかし、コラーゲンを食べれば必ず体内でコラーゲンになるのかというとそうではありません。

たとえば、コラーゲンたっぷりのフカヒレを食べると、コラーゲンは体内でアミノ酸に分解されたのちに、たんぱく質に再合成されます。

コラーゲンに限らず、肌や髪の健康のためには、日頃からアミノ酸スコアの高いたんぱく質を積極的に摂取することこそが大切です。

 

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