食品表示は気にする?気にしない?期限表示や原材料表示をわかりやすく紹介!

こんにちは!JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。

買い物をするとき、食品表示は確認しますか?

食品表示とは原材料や賞味期限、アレルギー表示などのことです。

すぐに食べないのであれば賞味期限、アレルギーがあればアレルギー表示など、人によって注目する場所は様々です。

食品表示は正しく情報を読み取れば本当に求めている商品を選べる便利な情報なので、食品表示にぜひ興味をもってもらえたらと思います。

 

 

期限表示

多くの方が確認するのが期限表示でないでしょうか?期限表示は製品を開封する前のものなので注意が必要です。

消費期限や賞味期限は開封後には意味がなくなります。開封後は、できるだけ早く食べきりましょう。

 

消費期限

消費期限は日持ちがしない食品の表示で製造日を含めおおむね5日以内に食べたほうが良い食品が対象の表示です。

消費期限を過ぎたら食べないほうが望ましいです。

 

賞味期限

賞味期限は品質を保持しておいしく食べられる期限を示していて期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

最近では食品ロスも大きな問題となっているため賞味期限が過ぎてしまっても、すぐに捨ててしまわずに食品を大切にしましょう。

 

 

原材料表示

原材料表示は重量割合が高いものから順に表示されています。

その食品に使われている材料や、最も使用料の多い食材の原産地、添加物、アレルギー品目を知ることができます。

 

添加物表示

2015年4月に施行された「食品表示法」によって添加物の表示もわかりやすくなりました。

今までは原材料に並んで書いてありましたが「原材料/添加物」というようにスラッシュによって区切られることになりました。

もしくは原材料と添加物を別欄にする、添加物は改行して表示するなど方法がありますが、いずれも見やすくなっています。

なるべく無添加のものを食べたいという方にとっては食品を選びやすくなりました。

 

アレルギー表示

現在日本ではアレルギー表示を義務付けられている品目が、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生の7品目あります。

これらとは別に、アレルギー表示を推奨しているものは18品目あります。

しかし、容器包装の面積が30㎠以下である場合は表示が省略される場合がありますので注意が必要です。

食物アレルギーは、大人になってから発症することもあり命に関わる問題のため、自分のアレルギーの原因になる食品が表示の義務なのか、推奨なのか、どんな場合に表示が省略されてしまうのかなど把握することで自分の身を守りましょう。

 

 

まとめ

食品の表面に書いてあることも、もちろん真実ではありますが、しっかりと情報を得るためには裏面の食品表示を見ることが重要です。

今回は基本的なお話でしたが、またの機会に栄養表示や特定保健用食品についてもお話させていただきます。

 

© 2024 ヘルスハッカー