こんにちは!JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。
日本の国民食といっても過言ではないカレーですが、カレーは太るイメージですか?痩せるイメージですか?
カレーと言ってもいろんなカレーがありますよね。カレーに入っているものなどから考えてみましょう。
日本のカレー
一般的に日本のカレーといえば、肉、じゃが芋、人参、玉ねぎが入った市販のルーで作るカレーを想像する方が多いと思います。
このカレーでダイエットをする人は、中々いないと思います。
一般的な日本のカレーの具である、じゃが芋、ルーに入っている小麦粉、一緒に食べるごはん、これらは糖質が多く含まれる食品です。決して痩せる料理とは言えないですね。
カレーに使われる一般的なスパイス
カレーは、コリアンダー、黒・白こしょう、クミン、マスタードシード、ローリエ、ドライジンジャー、ターメリック、チリパウダー、唐辛子、シナモン、カルダモン、カイエンペッパー、グローブ、パプリカ、ポピーシード、チリペッパー、オールスパイス、ガラムマサラ(ミックススパイス)などを組み合わせて作りますが、これらのスパイスの中にはダイエットに向いたものもあります。
黒・白こしょう
こしょうにはピペリンという成分が含まれ、体内に入るとアドレナリンの放出を促して熱産生を促す酵素の働きを活発にします。これによって、血管が拡張して血流が促されエネルギー代謝が高まります。
ドライジンジャー
血流を促して身体を温める成分ショウガオールは生姜を加熱したり乾燥させたりすることにより増加するため、ダイエットの際には生の生姜より乾燥させたドライジンジャーの方がおすすめです。
唐辛子
辛み成分カプサイシンが発汗を促して代謝を上げる効果があります。しかし、過剰摂取は胃腸に負担をかけるので代謝を上げたいからといって、たくさん摂れば良いという訳ではありません。
フェヌグリーク
フェヌグリークには、脂肪組織における糖代謝を改善し肥満に伴う血糖および血中中性脂肪の上昇を抑制するはたらきがあります。
オリジナルカレー
ダイエットするときにカレーを食べたいのであれば、市販のルーではなくダイエットに向いたスパイスを中心に使用し、具材もきのこやささみ、白身魚など高たんぱく・低カロリーのものを入れた、スープカレーがおすすめです。
しかし、カレーには食欲を増進させるスパイスもあるので食べ過ぎには注意が必要ですね。