父の日におすすめのレシピ紹介!親子で作れる料理で感謝の気持ちを伝えよう!

 

毎年6月の第三日曜日は父の日。日頃の感謝の気持ちを込めて、親子で料理を作る方も多いはず。

普段は料理に興味がない子どもでも、父の日というイベントにはキッチンに立ってみようという気持ちになるかもしれません。

子どもの「やってみたい」を大事にするためにも、作りやすいレシピを選び、楽しくもてなし料理を作りたいものですよね。

そこで本記事では子どもと一緒に料理をする際のポイントや注意点、父の日におすすめのレシピなどを解説します。

子どもと一緒に料理をする際に気を付けるべきことや、父の日に適した難易度の低いレシピを試したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

まずは父の日に子どもと料理をする際、注意したいことについて解説します。

 

調理前の手洗いを忘れずに

汚れた手で食べ物や食器などに触らないよう、調理を始める前の手洗いを徹底しましょう。

爪が伸びている場合には事前に切っておくと、指先周辺の衛生をより保ちやすくなります。

手首や指の隙間など、コツが必要な部分も大人と一緒に丁寧に洗うことで、正しい手洗いの仕方も身に付きやすくなります。

調理時の安全性を高めることに加え、感染症が流行する冬場への対策としても役立つでしょう。

感染対策を子ども自身で取れるようにするためにも、時間をかけて丁寧に手洗いをする機会を改めて作ってみましょう。

 

手指に傷がある場合には手袋を

外でよく遊んだり、プリントや折り紙のような紙に触れたりする機会が多い子どもは、手や指によく小さな傷を作りがちです。

傷口には食中毒の原因菌となる黄色ブドウ球菌がいる場合があるため、傷口を晒した状態で料理に挑むことは避けた方がよいでしょう。

細い絆創膏では傷口に水が染みたり、剥がれたりする可能性があるため、手全体を覆う手袋がおすすめです。

サイズの合わない大きなものでは調理がしづらいため、子ども用の手袋を用意しておきましょう。

 

手先の技量が必要なものは避けよう

子どもの料理への苦手意識を防ぐため、手先の技量が必要なものは避けた方がよいでしょう。

たとえばリンゴやキュウリの飾り切りは見た目にも鮮やかでもてなし料理に適しています。

ただ、慣れていない子どもがいきなり挑戦すると、失敗を繰り返して料理へのモチベーションが下がる可能性もあります。

包丁を使う際には切りやすい食材だけを任せる、見た目を美しくするための包丁技術は避ける、などを意識して、子どもが最後まで料理を楽しめるように工夫してみましょう。

 

ここからは子どもと一緒に作りやすいメニューのうち、父の日の食卓にも並べやすいものを3種類紹介します。

父の日のメニューに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

気温が高くなってくる6月には、サッパリとした冷たい主菜が嬉しいものです。

ボリュームと食べやすさを両立した豚しゃぶサラダであれば、大人も子どもも楽しめます。

難しい工程はないため、熱湯の扱いにさえ気を付ければ問題なく作れるでしょう。

 

<主な材料(四人分)>

• しゃぶしゃぶ用豚肉(350g)
• レタス(8枚)
• キュウリ(2本)
• プチトマト(4個) or トマト(1個)
• 胡麻ドレッシング(適量)

 

<作り方>

1. 鍋でお湯を沸かし、沸騰させたところに豚肉を入れる

2. 茹でた豚肉を冷水に引き上げて粗熱を摂る

3. キュウリを切り、トマトは添える

4. 平たいお皿に野菜と豚肉を盛り付け、胡麻ドレッシングを全体にかける

 

<アレンジ案>

おもてなし料理としてより華やかにしたい場合には、大きめのレタスで豚しゃぶやトマト、キュウリなどを包んでブーケのようにしてみましょう。

ラッピングペーパーで包めば、よりブーケのように見えておもてなしの印象が増します。

大きな皿の中央に豚しゃぶを花びらのように盛り付けるアレンジもおすすめです。

 

 

男性に好まれやすい料理のひとつ、餃子を手作りするのもよいでしょう。

具材を包む工程は粘度遊びにも似ているため、小さな子どもでも楽しく取り組めるかもしれません。

餃子を簡単に畳めるツールも安価で入手できるため、畳む工程に不安がある場合には試してみましょう。

 

<主な材料(四人分)>

• 餃子の皮
• 豚ひき肉(200~250g)
• キャベツ(200g)
• ニラ(1束)
• ごま油(適量)
(調味料)
• 塩コショウ(少々)
• 酒(大1)
• オイスターソース(大1)
• 醤油(小2)
• 片栗粉(小2)
• にんにく・生姜チューブ(各小1)
• 砂糖(小1)
(たれ)
• 醤油と酢(配分は自由に)

 

<作り方>

1. キャベツをみじん切りにしてから塩を軽く振り、10~20分置いてしんなりさせてから水気を絞る

2. ニラを細かく刻む

3. ポリ袋に豚ひき肉のほか、調味料をすべて加えてよく揉みこみ、あんを作る

4. ポリ袋の端を切り落として、ホイップクリームを絞る感覚で餃子の皮の中央に、あんを置いて折り畳む

5. フライパンにごま油を熱し、餃子を並べて焼き色を付ける

6. 水を加えてからフタをして、5分を目安に蒸す

7. 汁気がなくなったらもう一度ごま油を加えて表面を固めに焼き上げる

8. 醤油と酢を好みの分量で混ぜたタレに付けて食べる

 

<アレンジ案>

餃子に折り目を付けるのではなく、四角に畳むようにする方法にするとより簡単に成形できます。

平たい春巻きのような形状は冷凍保存にしてもかさばらないため、大量に作って保存し、後日の食事に楽しんでもよいでしょう。

 

 

お洒落かつお手軽な副菜として、トマトとチーズのシンプルなカプレーゼもおすすめです。

モッツァレラチーズはスライスできるタイプと一口サイズの丸いタイプがありますが、ほかの野菜の形状に合わせて選ぶとよいでしょう。

 

<主な材料(四人分)>

• モッツァレラチーズ(150~200g)
• トマト(中サイズ2個)
• バジル(適量)
• 塩(少々)
• 黒コショウ(少々)
• オリーブオイル(大さじ2)

 

<作り方>

1. トマトとモッツァレラチーズを薄くスライスする

2. トマト、モッツァレラチーズ、バジルの順に、斜めにズラしながら盛り付ける

3. オリーブオイルと塩コショウを合わせたソースを上からかける

 

<アレンジ案>

よりおもてなしの雰囲気を出したい場合には、トマトの代わりにフルーツを入れてもよいでしょう。

スライスするタイプのモッツァレラチーズには黄色と緑のキウイフルーツが、丸い小粒のモッツァレラチーズにはブドウやマスカットなどがよく合います。

 

 

お父さんへの感謝を伝える父の日。

子どもとともに作れる料理があれば、お父さんだけでなく、家族全員にとって楽しい日になることでしょう。

料理に慣れていない子どもにとっては、安全に、かつ楽しく作れることが何よりも重要です。

手洗いのような衛生管理は徹底したうえで、子どもと一緒に、おいしいおもてなし料理に挑戦してみましょう。

 

 

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