紫外線対策は大丈夫?おすすめの夏野菜で身体の内側から紫外線ケア!

 

JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。

今年の梅雨はたくさん雨が降り、久しぶりに梅雨らしい梅雨となりましたね。

梅雨がようやく明け夏本番!そろそろ紫外線対策を!と考えている方も多いかもしれませんが、実は紫外線は真夏の強い日差しだけを気をつければ良い訳ではなく、曇りや雨でも気を付けなければなりません。

 

紫外線とは

紫外線は目には見えませんが、太陽光の一部で基本的な性質は可視線と同じです。

地上に到達する紫外線はUV-AとUV-Bの2種類があり、UV-Aは地上の紫外線の約9割を占め、肌の奥の真皮まで到達するため、ハリや弾力に影響を及します。

UV-Bは量が少ないですが刺激が強く、短時間でも肌に炎症を起こします。

日差しの強い日に注意が必要なのはUV-Bですが、UV-Aは室内や曇っている日、冬でも気を付けなければなりません

 

活性酸素

呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は通常の状態よりも活性化された活性酸素となります。

活性酸素は細菌やウイルスを退治してくれますが、過剰に作られると正常な細胞も攻撃してしまうため、老化やがん、生活習慣病発症との関連があると言われています。

そしてその活性酸素を過剰に作ってしまう要因の一つが紫外線です。

そのため、紫外線ケアはお肌だけの問題ではありません。

 

おすすめの夏野菜

かぼちゃ

かぼちゃには黄色い色素のもとであるβカロテンやビタミンC、ビタミンEが豊富です。βカロテンは体内でビタミンAに変わるので、かぼちゃはこれら3つがそろうビタミンのエース(ACE)と呼ばれ、優れた抗酸化作用があります。

 

トマト

トマトに含まれるリコピンには強力な抗酸化作用があり、ビタミンEの100倍以上とも言われています。リコピンは脂溶性のためオリーブオイルをかけたり、熱に強いため脂質を含む肉類と調理することで吸収率がアップします。

 

なす

なすの紫色はナスニンとヒアシンというアントシアニン系の色素で、ポリフェノールの一種です。強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素の働きを抑え、動脈硬化や老化防止、抗がん効果も期待できると言われています。

色鮮やかな夏野菜には抗酸化作用のある栄養素を含むものが多く、活性酸素除去に役立ちます。

またお肌をつくるコラーゲンの合成を助けたり、シミの原因となるメラニン色素の合成を抑えるビタミンCも豊富なため、お肌ケアにも必須です。

夏野菜に糖質やたんぱく質を組み合わせたバランスの良い食事で、内側からも紫外線ケアをしていきましょう。

 

© 2024 ヘルスハッカー