こんにちは!JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。
やっと秋らしくなってきました。
長い梅雨からの猛暑とコロナ禍で、いつも以上に身体に疲れが溜まっているのではないでしょうか?
また厳しい残暑により夏バテが長引いて食欲が戻らない方もいるかもしれません。
そんなときには秋の果物!
秋の果物は夏の疲れを取る強い味方です。美味しく食べて、体をリセットしましょう。
果物の一日摂取目標
果物はビタミン・ミネラルなどの重要な供給源であり、厚生労働省が推進する「健康日本21」では1日200g以上の果物を食べることを推奨しています。
ちなみに200gとはどのくらいかというと、りんごや梨なら1個分、キウイやバナナ、みかんなら2個分くらいの量です。
秋の果物のリセット効果
ぶどう
ぶどうの栄養成分で特に多いのがブドウ糖と果糖です。
吸収しやすく、すぐにエネルギーになるため疲労回復に役立ちます。
また、皮にはアントシアニンなど抗酸化作用のあるポリフェノールが多く、紫外線を多く浴びた体のケアにおすすめです。
りんご
りんごは食物繊維が豊富で整腸作用があり、おなかの調子を整えてくれます。
皮にも果肉にも抗酸化物質が含まれるので、美肌効果も期待されるため、皮ごと食べるのはいかがでしょうか?
すりおろすと酵素も増えて、皮も気にならないですよ。
柿
柿1個で1日のビタミンCを補えるくらいビタミンCが多くふくまれています。
また独特の渋みであるタンニンの一種であるシブオールはアルコールの有害な作用を抑える働きが期待できるため、二日酔い予防に役立ちます。
梨
梨は食感が特徴的でざらざらとしていますが、これは石細胞という果肉の細胞壁によるものです。
この細胞内に難消化性の食物繊維が豊富に含まれています。
難消化性の食物繊維は消化されにくく腸を刺激するため、腸の調子を整えてくれます。
またカリウムが多く利尿作用もあるため、むくみ対策にもおすすめです。
いちじく
不老不死の果実ともいわれるいちじくの白い乳液にはたんぱく質分解酵素のフィチンが含まれているため、お肉やお魚を食べた後のデザートにすると消化を助けてくれます。
また、果物の中ではカルシムや鉄などのミネラルが豊富です。
実りの秋には栄養豊富な果物をプラスしよう!
実りの秋、食欲の秋というだけあって秋にはおいしい果物がたくさんありますね。
1年中食べられる果物もありますが、やっぱり旬の果物のおいしさは格別です。
旬のものは栄養も豊富で、果物は生のまま手軽に食べられるのもうれしいですよね。
ぜひ体調に合わせて季節を感じる果物をプラスしてみてください。