体組成計の測定データの記録について解説。記録表とスマホアプリでの記録とは

 

体組成計の測定結果の記録に関する情報を解説します。体組成データを継続的に記録することで、過去の測定結果と比較することや、今後の体のケアをどのように行うかを判断する際に活用できます。体組成計での測定結果の記録方法を知って、健康資産の形成に役立てていきましょう。

体組成計の測定データを記録する男性

 

体組成測定データを記録する必要はある?

体組成計を使用して体組成測定を行う際に、測定データを記録する目的と、体組成計で測定できる測定項目をお教えします。

体組成測定結果の活用

まずは、以下より体組成計を使用した体組成測定の結果の活用方法を説明します。体を構成する重要な構成要素の数値を知って、以下の場面で利用していきましょう。

ダイエット

体組成測定データは、ダイエットを行う際に活用できます。

体組成計では、体脂肪率や筋肉量を測定できます。健康的に減量を行う場合には筋肉量を維持・増量して体脂肪率を下げる必要があります。そのため、体組成測定を行って体脂肪率や筋肉量の数値を知り、記録しておくことで、過去の数値と現在の数値を比較でき、今後どのようなダイエットを行うべきかが分かります。

健康管理

体組成測定数値は、健康管理の際にも活用できます。

体組成計では、内臓脂肪レベルを計測できます。内臓脂肪が増えると、血管や内臓を圧迫して病気の原因となる可能性があります。そのため、体組成計を使用して体組成数値が分かり、測定結果を記録しておくことで、病気の予兆などに気付くことができ、健康管理の際に活かせます。

トレーニング

体組成測定数値は、トレーニングに活用できます。

例えば、筋肉量の測定値を継続的に記録しておくことで、過去のトレーニングの効果が分かり、今後のトレーニングの参考にできます。

 

体組成計と体重計と違い

体組成計と体重計は、測定項目の違いによって異なります。

体重計は体重の重さのみを測定できる機器です。一方の体組成計は、体重以外に体脂肪率や筋肉量、推定骨量など、人間の体を構成する様々な要素の数値を測定できます。

オムロンでは、体組成計で体重測定が可能なため、体組成計のことを「体重体組成計」と言っています。

 

体組成計の測定項目

次に、体組成計で測定可能な主な8項目を説明します。体組成計を使用して以下の項目の数値を知り、ダイエットや健康管理、トレーニングの際に測定数値を活用していきましょう。

筋肉量

体組成計では筋肉量の測定が可能です。

筋肉は骨格筋・平滑筋・心筋に大きく分けることができ、体組成計で言われる筋肉量とは、3種類の筋肉を合計した筋肉の総量です。骨格筋は姿勢を保ち、身体を動かしている筋肉で、人間の意思で動かせる筋肉です。他方で、心筋は心臓の周りにのみ付いている筋肉、平滑筋は内臓や血管の内部に位置する筋肉であるため、意思で自由に動かせません。

体脂肪率

体脂肪率とは、体重に対する脂肪量の占める割合のことです。体脂肪率が高いと肥満となりますが、脂肪は体温維持や外的衝撃から内臓を守る役割があります。そのため、少なすぎても健康的とは言えません。

BMI

BMIとは、体重と身長の関係から算出される肥満度を示す数値です。体重を身長の二乗で割ることで算出できます。

内臓脂肪レベル

体組成計では、体内の脂肪を指す内臓脂肪量に応じて内臓脂肪レベルを知ることができます。

内臓脂肪は、内臓のすぐ近くに位置する脂肪のことです。そのため、量が増えることで生活習慣病の原因となる可能性があり、健康管理を行う際に重要な数値となります。

基礎代謝

体組成計を使用して体組成測定を行うことで、基礎代謝量を知ることができます。

基礎代謝量とは、生きるために消費するエネルギーのことです。基礎代謝量が高いことで消費エネルギー量が増え、脂肪が燃えやすくなります。

体内年齢

体内年齢とは、測定した体組成数値をもとに算出される体の年齢です。

体組成計の機種によっては、体内年齢を算出することができるものがありますが、体内年齢は体組成計ブランドによって算出方法が異なります。

体水分率

体組成計を使用して体水分率を計測することができます。体水分率とは、体内の血液などの水分量の総量を指します。体水分量は、体重に対する体水分量の割合として示されます。

推定骨量

骨量とは、骨に含まれるカルシウムなどのミネラルの量のことです。使用する体組成計によっては、この骨量の推定値を知ることができるものがあります。

 

体組成の測定データ記録

以下に、体組成の測定データについて説明します。体組成計を使用することで、上述の項目の体組成データを知ることができますが、測定結果を記録する意味はあるのでしょうか。

体組成計記録表とは

体組成計記録表とは、体重や体組成などの測定結果を記録する表のことです。以下に、有名な体組成計ブランドの体組成計記録表をご紹介します。

体組成測定のデータは、記録することで、過去の数値と現在の数値を比較でき、自身の目的に合わせた体組成数値の管理に活用できます。

TANITA(タニタ):健康管理シート

体組成計ブランドとして有名なTANITA(タニタ)では、「健康管理シート」として体組成計での測定結果を記録するためのシートがあります。体重や筋肉量、体脂肪率、基礎代謝などの測定結果をシート内のグラフに記入することで、一定期間の体組成数値の推移をグラフで確認できます。

健康管理シートは、TANITAの公式サイトから誰でもダウンロードして印刷することで使用できます。

ただし、「部位別測定機(インナースキャンV/50V)用」と「体組成計・体脂肪計・体重計用」の2種類があり、使用する機器によって最適なシートが違いますので、注意が必要です。

参考:健康管理シート(TANITA公式サイト)

 

OMRON(オムロン):体重体組成管理表

TANITA(タニタ)と並んで体組成計ブランドとして有名なオムロンでは、「体重体組成管理表」として記録表が用意されています。

オムロンの管理表では、パソコン上で測定データを管理できるものと、実際に紙に管理表を印刷して管理するタイプがあります。パソコンタイプと紙のタイプ、どちらの場合も測定数値は人間が入力する必要があります。

パソコンタイプは、Excelで数値が管理され、データを入力すると、自動的にグラフが作成されるため、変化がひと目で分かり非常に便利です。紙の管理表は、一ヶ月単位で新しい紙に変更する必要があります。

自身が使いやすいタイプを使用して、継続的に体組成データを記録しましょう。

参考:体重体組成管理表(オムロン公式サイト)

 

スマホ連携による記録

ここからは、体組成計とスマホの連携による体組成データの記録について説明します。連携させるスマホは、事前にアプリのダウンロードが必要になりますが、一方で以下のようなメリットがあります。体組成計とスマホを連携させて、便利に体組成データを管理する際に役立てていきましょう。

 

アプリでいつでもチェックできる

体組成計とスマホを連携させることで、スマホ内で体組成データを記録できます。そのため、スマホ内に過去の体組成測定データが蓄積されることとなり、いつでも測定データを確認できるようになります。

入力の手間が省ける

体組成計によってスマホとの連携方法はWi-FiやBluetoothなど異なりますが、スマホ連携ができる機種のほとんどは、測定者が体組成測定を行った時点で自動で測定データがスマホ内に転送されることとなります。

測定データを管理する際に、測定結果を毎回入力するのは非常に手間ですが、スマホ連携が可能なことで手間が省け非常に便利です。

体組成データのグラフ管理ができる

スマホ内に送信された測定データは、使用するアプリによってはグラフにて数値を確認できるものがあります。測定データをグラフ上で確認できることで、過去の測定値の推移が一目で分かり非常に便利です。

計画的なダイエットができる

体組成データをスマホで確認して、ダイエットを行う際に過去の数値と比較したり、今後どのようなダイエットを行うべきかを判断する際の参考にできます。

iPhoneヘルスケアとの連携

体組成計によっては、iPhoneではiOsのヘルスケア、AndroidであればGoogle fitといった、スマホ内に搭載されている機能と連携できるものがあります。体重計や体組成数値の記録を、ヘルスケアアプリなどの歩数記録が可能なものと連携させることで、様々な情報をスマホ1台で確認できます。

スマホ内の機能とのデータ連携は、専用アプリを通じて行われることとなります。

ダイエット情報が配信される

スマホ連携を行うためのアプリによっては、アプリ内でダイエット情報や健康のための知識が配信されているものがあります。

今後どのような体のケアを行うべきかを判断する際に役立てることができます。

 

スマホでの体組成記録が可能なおすすめ体組成計ブランド

ここからは、スマホ連携が可能な、2020年に人気のあった体組成計ブランドをご紹介します。体組成計を使用してダイエットや健康管理、トレーニングを行う際に計測結果をスマホで管理できることで、手間が少く自身の体を管理できます。体組成計選びの際の参考にしていきましょう。

JouleLife

健康管理アプリを配信するJouleLifeの体組成計では、専用アプリと連携することで体組成計で測定可能な8項目の数値を記録できます。

JouleLifeの特徴は、月額480円プランでは、1ヶ月から気軽に体組成計が利用できます。自分に合わない場合は、契約期間の縛りもなしでいつでもやめられます。体組成計は1年たつと自分のものになので得はあっても損がありません。

また、測定したデータや独自のアルゴリズムを活用した「基礎代謝」「活動量」「推定食事量」に基づいて、管理栄養士などの専門家からダイエットアドバイスを受けることができます。

JouleLife:JL-102

 

TANITA(タニタ)

体組成計ブランドとして非常に有名なTANITA(タニタ)です。TANITAの体組成計は、非常に沢山の種類がありますが、スマホ連携が可能な体組成計は限られています。

TANITAでは「Health Planet」というアプリ・サービスが配信され、体重・体脂肪などのデータをグラフで管理し、SNSサイトにも反映させることが可能となっています。Web上に測定結果が自動で記録されるため、パソコン・スマートフォン・携帯電話のどのデバイスからも確認できます。

また、体組成の測定結果に応じてゲームが進行するようなものや、ストーリー性のあるものなどがあり、体組成測定を継続的に行い、記録するための工夫が為されています。

参考:Health Planet(TANITA公式サイト)

 

OMRON(オムロン)

TANITA(タニタ)と並んで知名度の高い体組成計ブランドとして、OMRON(オムロン)があります。OMRONの体組成計でスマホ連携を行う際には、基本的には「OMRON connect(オムロン コネクト)」という専用アプリをダウンロードする必要があります。

オムロンコネクトでは、血圧計などオムロンの対応健康機器で測定した健康データを簡単にスマートフォンに転送し、グラフや数値で確認・管理でき、iOSの健康管理アプリヘルスケアなどと連携することもできます。過去のデータと比較することで、過去の体のケアの効果や今後のケアを判断する際に活かせます。

参考:オムロン健康機器専用 スマートフォンアプリ(オムロン公式サイト)

 

Panasonic(パナソニック)

大手電機メーカーとして有名なPanasonic(パナソニック)の体組成計では、スマホアプリ「パナソニック スマート アプリ」に測定データを自動転送できます。ただしこのアプリはAndroidスマートフォン専用となっているため、iPhoneからはスマホ連携を行うことができません。

パナソニックスマートアプリでは、測定結果をグラフで確認できます。また、生活習慣の自己チェックを行うことでダイエットアドバイスが表示され、便利です。「友達リンク」という機能では、計測したデータを事前に登録した家族や友達と共有できます。

参考:Q) 「パナソニック スマート アプリ」を利用して、体組成計でどのようなサービスが使えますか? (Panasonic[パナソニック]公式サイト)

 

Withings

WithingsのBody+という体組成計では、「Withings Health Mate」という専用アプリと連携できます。アクティビティ、睡眠、体重などを総合管理が可能です。

アプリと連携すると、体重・体脂肪率・筋肉量などの測定結果をグラフで確認できます。Apple Healthcareなどのスマホに搭載されている健康管理アプリと情報を連携させることで、体重などの数値に加えて一日の活動量もWithings Health Mateから確認できます。

ベビーモードとして、赤ちゃんの体重測定にも対応可能な機能や、浅い・深いと言った睡眠サイクルや、夜中に起きた回数などの詳細を確認できる「睡眠スコア」を確認できる機能があります。

体組成の変化だけでなく、睡眠についても管理できるため、非常に便利です。

参考:Withings Health Mate:フィットネス、健康管理の総合アプリ(Withings公式サイト)

 

ELECOM(エレコム)

ELECOM(エレコム)の体組成計では、「HELLO!」という専用アプリをダウンロードしたスマホと連携することで、歩数や睡眠、体重などのデータを視覚的に管理できます。

毎日の歩数がグラフで表示され、体重・体脂肪率から骨量や基礎代謝量などを推定できます。一日・一週間単位での体組成数値の確認ができ、便利です。また、睡眠深度やレム睡眠状態などの睡眠状態をグラフにて確認できます。

活動量の数値は、Google Fitなどの情報を連携させることでスマホが計測した歩数を取得できます。

参考:HELLO! (エレコム公式サイト)

 

multifun

multifunの体組成計では、Bluetooth経由で測定結果をスマホ内に転送できます。

アプリと連携することにより週、月、年ごとの分析傾向をグラフで確認でき、非常に便利です。また、スマホ内のGoogle fitやiOSのヘルスケアと連携できるため、様々な健康情報を管理できます。

 

体組成計で計画的なダイエットを

体組成計での測定結果の記録について説明しました。体組成計ブランドによっては、Excel上に数値を入力することで自身の体組成データをグラフで確認できるなど、測定結果の記録方法は様々です。自身の使いやすい記録方法を選択して継続して測定結果を記録することが大切です。

また、体組成測定結果の記録を行う際に非常に便利な機能として、体組成計とスマホを連携させる機能を利用することがあります。体組成計とスマホは連携させることで、体組成計で測定を行うだけで測定データが自動でスマホ内のアプリに転送される場合があります。測定の度に記録する手間がなく、非常に便利です。

体組成データは、記録することで過去の数値と比較し、そこから今後の体のケアをどのように行うかどうかを判断する際に活用できます。スマホ連携が可能な体組成計を使用して、効率的に体組成データを管理していきましょう。

 

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