秋の味覚が楽しくなる季節ですが、ダイエット中の人には少し辛い季節かもしれませんね。
食欲とは人間が生きていくために必要な欲求で、空腹感を感じたときに「食べたい」と感じる欲求のことです。
現代における食欲はどこから?
古代の人々は、食欲を満たすために生きる時間の大半を、食べ物を得るために費やしていました。
簡単に食べ物を得ることができるようになった現代、空腹感を感じなくても美味しそうなものを見たり、香りを嗅ぐことで「食べたい」という欲求が出て、空腹でないのに食べ続けてしまう結果、肥満という問題に直面することになります。
ケーキ、フライドポテト、ソーセージ、トンカツ、天ぷら、ハンバーガー、グラタン、ドーナッツなど、脂肪分や糖分をたっぷり含む食品は、ダイエット中食べない方がいいとわかりながらも、つい誘惑に負けて食べたくなりますね。
高カロリー食品を食べることで、いい気分を生み出す「エンドルフィン」が作られ、幸せを感じてしまいます。
満腹であるのに食べるのをやめられなくなり、それを繰り返すと、食事をしても満足感を感じられず、より美味しいもの、より高カロリーなものを欲するようになってしまうのだそうです。恐ろしいですね。
食欲をコントロールするホルモンは、脂肪細胞から放出されるレプチンです。
レプチンは、食べる気を無くさせたり、エネルギーを消費させるなど、体重維持のために働きかけてくれる重要なホルモンです。
この食欲抑制ホルモン:レプチンも、高カロリーな食事を続けることで効果が低下します。
食べ過ぎを防ぐおすすめの方法
できるだけ辛い思いをせず、空腹に耐え、食べ過ぎを防ぐテクニックを身につけましょう。オススメの方法をご紹介します。
1. お腹が空いたらガムを噛む。
2. 腹8分目まで食べたら歯磨きをする。
3. 食事の最初に食物繊維たっぷりの野菜をたくさん食べる。
4. よく噛んで食べる。
5. 薄味の食事を心がける。
秋の食べ物で食べ過ぎを防止しよう
秋は梨や柿やぶどうなどの果物が美味しい季節です。ケーキやドーナツは控えて、甘いものが食べたくなったら秋の果物を食べるようにしてみましょう。
また、サンマやカツオや鮭など美味しい魚もたくさんあります。お肉よりも秋が旬のお魚を選び、和食を心がけることで、暴食を防ぐことができるかもしれません。
お米に玄米を混ぜたり、毎食サラダを必ず食べるようにしたり、ごぼうやレンコンなどの食物繊維の多い食材を組み合わせることで、満腹感が得られやすくなります。
改めてダイエットに大事なこと
空腹を感じたら、高カロリーな食事を選ぶのでなく、旬の美味しい食材を腹8分目を心がけて食べるようにすること、油脂や砂糖は極力控えたメニューを選ぶことが大切ですね。
秋の味覚をしっかり楽しみながらダイエットを続けましょう♪