6月が旬である野菜は「緑色」の野菜が多いです。積極的に食べることで、梅雨を快適に乗り切りましょう。
6月が旬の野菜の栄養
6月は、モロヘイヤ、明日葉(あしたば)、しそ、さやいんげん、オクラ、クレソンなど緑の野菜が美味しい時期です。これらは「緑黄色野菜」に分類されます。
緑黄色野菜は、可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上の野菜を指し、カロテンは、体内でビタミンAとして働き、目・皮膚・粘膜を丈夫にしたり、免疫力向上に役立ちます。
そこで、野菜1日350gの摂取が目標とされるうちの1/3以上、1日120g程度は緑黄色野菜を食べるように推奨されています。
緑黄色野菜の中でも、特に「緑色の野菜」には、カロテン以外に鉄分やカルシウムなど、不足しがちな栄養素が豊富に含まれています。積極的に食卓に取り入れたいですね。
カロテンは油と一緒に食べることで吸収力が高まります。炒め物や揚げ物などにも向いていますね。
「緑の野菜」のオススメの食べ方
モロヘイヤ
ネバネバが特徴的な野菜。葉っぱをさっと塩茹でしておひたしやごま和えなどで食べたり、ポタージュスープやカレーに入れるのもオススメです。
明日葉
青汁にも使用される栄養価の高い野菜。さっと塩茹でしておひたしやごま和えにしたり、炒め物に入れたり、天ぷらにするのもオススメです。
しそ
付け合わせによく使用される青じそですが、刻んでサラダに入れたり、天ぷらにしたり、青魚と一緒にくるりと巻いてフライにしたり、おむすびの具にしたり様々な食べ方が楽しめます。
さやいんげん
さっと塩茹でにして和え物にしたり、じゃがいもとの相性がいいので、ポテトサラダや肉じゃがに入れたり、ミネストローネに入れるなどもオススメです。肉で巻いて焼いたり、かき揚げに入れても彩も良く美味しいですね。
オクラ
さっと塩茹でして刻んでポン酢で食べたり、蕎麦に入れたり、そうめんの具にしたり、モロヘイヤのようにカレーやスープに入れるのもオススメです。
●クレソン
付け合わせやサラダが一般的ですが、お米との相性もよく、刻んでご飯に混ぜたりチャーハンの具にするのもオススメです。クレソンと竜田揚げを切って混ぜるだけの簡単サラダやバナナやヨーグルトと合わせてスムージーに入れるのもGood!
梅雨はジメッとした暑さから体調不良になりやすい季節です。緑色の野菜をしっかり食べて免疫力を高め、元気に過ごしましょう♪