イースターってどんな日?イベントを彩るお手軽料理もご紹介!

 

今年のイースターは4月20日。

日本では春の行事といえばお花見の知名度が高く、イースターを大々的に祝うことは稀かもしれません。

しかし春のイベントのひとつとして、イースターを覚えているとより楽しめるかもしれません。

そこで本記事では、イースターの概要や、イースターによく食べられるメニューについて紹介します。

イースターについて知りたい方や、春の行事を増やして温かい季節をより楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

イースターとはどのような日なのか、何をするものなのか、知らない方も多いでしょう。

まずはイースターの概要と、おこなわれる時期について解説します。

 

キリスト復活を祝う「復活祭」

イースターとは「復活祭」のことです。

キリスト教の始祖であるイエス・キリストは処刑されますが、その後、復活を遂げたと聖書に記されています。

イースターはキリストの復活を祝うための日なのです。ちなみに日本でも馴染みがあるクリスマスは、キリストの生誕を祝う日。

そのためアメリカやヨーロッパなどのキリスト教圏では、イースターはクリスマスと同じくらい重要なイベントとして扱われています。

 

イースターの日は毎年変わる

イースターの日は、クリスマスや元日のように毎年同じ日に定められているわけではありません。

イースターは「春分の日から数えて最初の満月の次の日曜日」であり、2025年では4月20日がイースターの開催日となります。

満月のタイミングによりイースターの日が異なりますが、一般には3月下旬から4月のいずれかの日曜日に設定されます。

毎年必ずイースターは日曜日になりますが、これはキリストが復活した日が日曜日であったことに由来するものと考えられているようですね。

 

 

イースターはクリスマスのようにお祝いの席であるため、普段よりも豪華な食事が用意されるケースが多いようです。

なかでもイースターでよく食べられる料理をいくつか紹介しましょう。

 

卵料理

イースターといえば卵。キリストの誕生を表すため、生命が生まれてくる卵を用いた料理がよく作られるようです。

卵の中身を抜いた殻をカラフルにデコレーションする「イースターエッグ」や、その卵を家の中や庭に隠して、家族や友達とともに探す「エッグハント」などの遊びがおこなわれることも。

卵を用いたこれらの遊びも、イースターならではのものですね。オムライスやスペイン風オムレツなどで、春の食卓をおいしく彩りましょう。

 

ウサギやニンジン料理をモチーフにした料理

ウサギは子どもをたくさん産むことから、生命力の象徴として扱われることがあります。

ウサギを象った料理や、ウサギの好きなニンジンを用いた料理もイースターではよく見かけますね。

また、卵の親である鳥も、イースターのモチーフとして取り上げられることがあるようです。

ヒヨコ型やウサギ型など、かわいらしい形の料理でイースターを盛り上げましょう。

 

ラム肉料理やハム料理

卵料理に加え、肉料理もよく食べられます。

旧約聖書に羊が登場することから、肉のなかでもとくにラムのような羊肉が海外ではよく用いられているようです。

日本ではラム肉の入手が困難ですが、あらかじめネット通販で注文しておくと冷凍のものを購入できます。

脂ののったラム肉は、塩コショウで焼くだけでもおいしく食べられるでしょう。

臭みが気になる場合にはローズマリーのようなハーブを添える方法がおすすめです。

 

 

最後に、簡単に作れるイースター向きの料理を3種類紹介します。

イースターを自宅で楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

卵入りミートローフ

生命の象徴ともされる卵を、肉料理の中に入れた料理です。

ミート部分はハンバーグの材料で作り、箱型の方に詰めてゆで卵を中ほどに並べましょう。

オーブンでじっくりと焼いてからカットすると、丸い茹で卵の断面が鮮やかに出てきます。

カットの位置が不安な方は、あらかじめ目印を付けておきましょう。

焼き調理ではなく揚げ調理で楽しみたい方には、ほぼ同じ材料で作れるスコッチエッグもおすすめです。

丸いボール状のミート生地と茹で卵の弾力を同時に楽しめるでしょう。

 

豚肉のブロックハム

ラム肉の入手が難しい場合には、特別感を演出しやすい豚ハムの作成はいかがでしょう。

豚もも肉をブロックで購入し、フォークで何か所か刺して穴を開けます。

保水効果のある砂糖を全体になじませてから、塩水とハーブをあわせたものに漬け込んで下味を付けましょう。

水気を拭き取った豚肉をオーブンで十分に加熱後、さらにアルミホイルで包み、余熱で全体を温めます。

カットした際に生焼けの部分があれば再度オーブンで加熱しましょう。

色鮮やかなサラダに添えたり、手作りのソースをかけたりすると、よりイースターの特別感が出て楽しく食べられます。

 

キャロットラペ

イースターならではの鮮やかな副菜として、キャロットラペもおすすめです。

細く千切りしたニンジンに、砂糖とお酢で調整した甘酢とオリーブオイルを加えて混ぜるだけ。

レーズンやクルミなどを加えると食感の違いが出てよりおいしく食べられるでしょう。

キャロットラペを丸いお皿に盛りつけて、中央を少し凹ませてからウズラのゆで卵をいくつかのせると、鳥の巣のような見た目に仕上がります。

イースターならではの盛り付けをぜひ楽しみましょう。

 

 

日本ではあまり馴染みのないイースター。しかし海外ではクリスマスに並ぶ大切なお祝いの日です。

イースターエッグを作ったり、エッグハントで遊んだりしたあとは、卵料理や肉料理などを楽しみましょう。

ウサギやヒヨコをモチーフにすると、見た目にも華やかな食卓になりますよ。

イースターの祝い方に特に決まりはありません。

クリスマスに似たイベントとして、ぜひ暖かい季節に楽しいイベントをひとつ増やしてみませんか。

 

 

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