どのビタミンがカラダにいい?ビタミンの種類とその働きを解説!

 

こんにちは!JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。

毎日蒸し暑いですね! 夏バテで栄養が偏って体調不良になる方も多いのではないでしょうか。

頭がぼーっとする、やる気が出ない、足がつる。。。そんな不調はビタミン不足が原因かもしれません。

食事のバランスが偏るとなぜ体調不良になるのかというと、ビタミンやミネラルが不足することで体の機能が正常に働かなくなることが原因のひとつと考えられます。

ビタミンは体の機能を調整し正常に働くためになくてはならないものですが、一部を除いて体内で作ることはできません。

また、それぞれの働きがあるので、ビタミンは一つの種類のみ摂れば良いということでもありません。

サプリメントとして、ある特定のビタミンだけ飲んでいても身体は正常に働かなくなることもあるのです。

バランスの良い食事って大切ですね。

 

ビタミンの種類

脂溶性ビタミン:ビタミンA、D、E、K

脂溶性ビタミンは調理による損失が少なく、油と一緒に摂ると効率的に吸収できます。

また体内に蓄積されるためサプリメントから摂る場合には摂り過ぎに注意が必要です。

 

水溶性ビタミン:ビタミンB群、ビオチン、Cなど

水溶性ビタミンは熱に弱く水に溶けだしてしまうため調理法には注意が必要で、体内に貯蔵することができないため、欠乏症になりやすく毎日摂取する必要があります。

取り過ぎても尿と一緒に排泄されるため過剰症の心配はありません。

 

 

ビタミンの働き

アンチエイジング:ビタミンE、B2、C、ビオチン

ビタミンEは細胞に含まれる不飽和脂肪酸の酸化を抑え老化を防ぐ働きがあります。

ビタミンB2とCも抗酸化作用があり、ビタミンEとCは一緒に摂ることで効果が高まります。

またビオチンは髪を形つくるケラチンの生成において重要な役割を果たしており、抜け毛や白髪予防になります。

 

美肌:ビタミンB2、C

ビタミンB2は細胞再生を促す作用があり肌を健康に保ちます。

ビタミンCはコラーゲンの合成を助ける働きがあるため、肌にハリとツヤを与えてくれます。また抗酸化作用によりメラニン色素の合成を抑え、シミ予防にも役立ちます。

 

ダイエット:ビタミンB1、B2、B6

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるサポートをしてくれるため、食事から摂った糖質を燃焼してくれます。
ビタミンB1が不足すると摂取した糖質が脂肪として体に蓄積されてしまいます。

ビタミンB2は脂肪を燃焼させるのに必要です。

ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助け、筋肉を増やすことで基礎代謝を上げて痩せやすく太りにくい体づくりのサポートになります。

 

骨形成:ビタミンD、K

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、血中のカルシウム濃度を保ち、骨の形成を促進します。

ビタミンKはカルシウム結合たんぱく質を作り骨を丈夫にします。

 

 

まとめにかえて

食事のバランスが偏るとなぜ体調不良になるか理解できましたか?

バランスよくビタミンを摂ることで体のお悩みを解決し、疲れ知らずの健康な体を目指しましょう!

 

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