春の山菜でデトックス!山菜の下ごしらえの方法をご紹介!

ごくわずかな時期しか楽しめない春の山菜。

独特のほろ苦さや香りがあり春の山菜は冬の間に体内に溜まった毒素を体から出してくれると言われています。

下ごしらえが少し手間ではありますが、今の時期しか味わえない味覚を楽しみながら、身体の中からスッキリしましょう。

 

 

山菜の下ごしらえ

たらの芽

山菜の王とも言われ、たらの先につく新芽。

切り口の茶色っぽい皮を手で剥がし、トゲもあれば取り除きます。

太いものは切り口に浅く切れ目を入れ、さっと塩茹でして水にとって冷やします。

 

よもぎ

3~4月の若芽は柔らかく香りが良いです。

根元の堅い部分やゴミ、枯れた葉などを取り除き、堅い茎も取り除きます。

ボウルに水を入れ丁寧に洗い、重曹少々を加えたたっぷりのお湯で鮮やかな緑色になるまで茹でます。

冷水にとり冷まし、何度か水を変えながら苦味が気にならなくなるまで水にさらします。

 

つくし

すぎなの胞子を作るための茎で頭の部分が開く前が美味しく食べられます。

はかまを取り除き、水に浸し、つくしを折らないように丁寧に洗います。

塩少々を加えたたっぷりの熱湯に入れて茹で少ししんなりしたら冷水に取り、20分程度水にさらします。

 

わらび

たっぷりの水で洗い汚れを落として水気を切りバットに並べます。

重曹を全体にふりかけ、熱湯を注ぎ、上からひとまわり小さなバットを重ねて半日おきます。

アクの出た茶色の水は捨て、水洗いし、水を変えながら半日程度水にさらします。

 

ふきのとう

ふきの蕾で2~3月ごろに土から出てきて、4月には花になり枯れてしまいます。

水に浸し根元の泥を落とし、重曹少々を入れた多めの熱湯に入れて2~3分茹でます。

水に取り、しばらく水にさらしてから水気をしぼります。

 

ふき

一般的にふきというと葉柄(葉と茎のつながり)の部分を言います。

鍋の幅に長さを合わせて切り、まな板に並べて塩をかけ、板ずりします。

熱湯に入れ3~5分茹で、冷水にとり粗熱が取れたら太い方から皮を剥きます。

水を張ったタッパーなどに入れると冷蔵庫で保存できます。

重曹を加えるとアクが抜けやすくなりますが、もし無ければ塩少々を加えるだけでも構いません。

さて、アクも栄養のひとつです。しっかり抜きすぎると独特の風味も栄養も減ってしまいます。

ただしそのままでは苦味や癖が強すぎるので程よい加減でアク抜きしましょう。

下ごしらえさえできれば、煮物やきんぴら、天ぷらや味噌炒め、卵焼きの具など、様々な料理に手軽に使えて便利です。

春ならではの味を楽しみましょう!

 

 

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