旬の野菜はオーガニックと地産地消で味わおう♪

野菜を選ぶときにオーガニックや無農薬などを意識しますか?

オーガニックや無農薬の野菜は旬の時期に作られたものが多く、その時期に必要な栄養素が含まれています。

スーパーマーケットでは、いつでもどんな野菜でも購入できますが、オーガニックや無農薬の野菜を選ぶようにすることで、季節を感じる食卓を楽しめます。

オーガニックとは

有機JAS規格

オーガニックを直訳すると「有機の」であり、一般的にオーガニックは有機栽培と同じ意味で使われています。

日本ではJAS規格の中に有機JAS規格があり有機農産物の場合、多年生作物は3年以上、その他は2年以上農薬や化学肥料を使用していない農地で栽培されたこと、遺伝子組み換え技術を利用しないことなどの条件を満たしたもののみ有機JASの表示ができます。

オーガニック(有機栽培)と無農薬

有機認定されている栽培方法の中でも天然の原料によるものであれば農薬の使用自体は認められています。

そのため、生産期間中に全く農薬を使用しない無農薬栽培と、有機栽培は同じ意味にはなりません。

しかし、基準や無農薬野菜を認定する機関がなく定義が曖昧で分かりにくいとの理由で現在は無農薬という表示は原則禁止となり、農薬を使用していない農産物には「農薬:栽培期間中不使用」と表示しています。

フードマイレージ

フードマイレージとは食料の輸入重量×輸送距離で示されます。

食料の生産地と消費地との距離が遠くなるほど、輸送にかかるエネルギーを多く消費することになり、地球環境に大きな負荷をかけます。

日本のフードマイレージはとても高く、環境に大きな負荷を与えながら贅沢な食生活をしているとも言えます。

そのため、地域で生産されたものを地域で消費する地産地消の取り組みが日本各地で行われています。

地産地消は環境にやさしい取り組みというだけでなく、生産者との距離が近いため安心安全にもつながります。

旬野菜のメリット

現在は、1年中様々な種類の野菜が店頭に並んでいますが旬の食材はおいしいだけでなく栄養価も高くなります。

例えば、旬の時期に露地栽培されたトマトに比べて冬にハウスで栽培されたトマトのビタミンCは3割減り、胡瓜の場合は6割減るという調査結果もあります。

また旬の野菜はその時期の体に合った働きがあり、春野菜は冬の間にたまった老廃物を排泄し、夏の野菜は汗で失われる水分やビタミン・ミネラル類が豊富で、冬野菜は体を温め風邪予防や症状の緩和などの作用があります。

地産地消のオーガニック野菜で環境にやさしく美味しい旬の野菜を味わいましょう!

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