JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。
痩せたいと思ったときに、皆さんはどんなダイエットを選択しますか?
テレビや本で話題になっているダイエットや、周りの人がやっていて結果が出ていたダイエットなど様々だと思いますが、痩せたいと思ったときダイエットに真剣に取り組む前に、どんなダイエットが自分にとって効果的か?、どうなったら達成したといえるのか?、真剣に考えていただきたいです。
ダイエットのゴール
ダイエットのゴールを体重の減少とするのであれば脂肪が減っても筋肉が減っても水分が減っても体重が減ればOK?ということになりますが、これを聞くと何か違うなと感じる人も多いと思います。
ゴールを定めるには、健康になりたい、きれいになりたい、格好良くなりたいなど、漠然とした思いを具体化することが重要です。
例えばくびれを作りたいなど部分的に痩せたいのか、全体的についた脂肪を落としたいのか、筋肉を増やしてマッチョになりたいのか、インナーマッスルを鍛えてしなやかな身体になりたいのかによって道のりは違います。
自分の体質を見極める
太ってしまう理由、痩せない理由は、食べ過ぎてしまっているか、基礎代謝が低いか、運動不足か、またはそれらを組み合わせた場合がほとんどです。
食べ過ぎ
必要エネルギー量より摂取エネルギーが多く、それが吸収されていれば当然太ります。
JouleLifeのステータス画面で、緑のグラフが目標値を超えてしまっている場合、現在の推定食事量と目標値の食事量の差が1日当たり食べ過ぎてしまっているカロリー量となります。
基礎代謝が低い
基礎代謝が低い人は体温が低い、冷え性、筋肉量が少ないなどの特徴がありますが、加齢によっても基礎代謝は低下してしまいます。
そのため若いときは何もしなくても痩せていたし、食生活もあまり変わっていないのに太ってきたと感じている方は基礎代謝の低下が原因かもしれません。
JouleLifeのステータス画面で、オレンジのグラフが目標値より少ない場合、筋肉量の低下などにより基礎代謝が落ちているとわかります。
体質別おすすめダイエット
食べ過ぎ
まず食生活の見直しを!
無理な食事制限をした反動で暴飲暴食をしては意味がないため普段の食事量より少し減らすところからはじめ、腹八分目のバランスの良い食事を心がけましょう。
食べる順番に気をつけて血糖値を急激に上げない!
食事をするときはよく噛んで満腹中枢を刺激し野菜やたんぱく質から食べて血糖値を急激に上げないようにしましょう。
食べ終わったらすぐ運動!
血糖値が上がり、消費しないと身体にため込まれてしまいます。スクワットや階段の上り下りなど大きな筋肉を動かす運動がおすすめです。
基礎代謝が低い
たんぱく質を積極的に摂取する!
食事制限をするというよりはバランスの良い食事を心がけながら、たんぱく質を積極的に摂取しましょう。
体を温める習慣を!
半身浴をしたり食事でも生姜やネギなど身体を温めてくれる食材を積極的に食べましょう。
筋肉量アップの運動!
筋肉が少ない方には筋トレがおすすめですが、まずは日常のなかの運動を増やすことを心がけ、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使うようにすることから始めてみましょう。