ダイエットをしていると食事の時間帯や間隔って気になりますよね。
今回はダイエットにおける理想の食事時間帯や食べても太らない時間などについて書いていきます。
食事時間帯の理想は?
食事の時間は何時くらいに食べるのが良いかというのは、ダイエットをしている方にとって気になる点だと思います。
その中で人それぞれのライフスタイルは違うので、一般的な生活を前提に今回は書いていきます。
3つのリズムを知ろう
1日24時間のサイクルの中で、人間には生きるために3つのリズムが存在しています。
それは
・排出
・代謝
・吸収
です。
この3つのリズムは優位になる時間帯が決まっていて、それが1つのサイクルとなり私たちの身体を保っているんです。
以下の3つを確認していきましょう。
排出
朝の4時から12時までは「排出と浄化」に適した時間と言われています。
身体に取り込んだ食物のうち、不要になったものを排出する時間なんです。
いらなくなったものがしっかり身体から排出されなければ、新たに良い栄養が入らなくなるので、この時間に身体から排泄をしていくことはとても重要になります。
排泄をするために特に重要な行動が噛むこと。
噛むことによって胃直腸反射が起き、腸内が動いてくれるんです。
しっかりと噛むことを意識して食事をし、排泄をすることがこの時間の1番の目的になります。
代謝
お昼の12時から20時は「摂取と消化」に適した時間になります。
つまり、食べたものがエネルギーとなりやすい時間。
この時間に活動十分なエネルギーをしっかりと補給することが、身体に負担のかからないダイエットをする上でとても重要です。
吸収
夜の20時から4時までは「吸収(同化)」に適した時間になります。
この時間は摂取した食べ物を積極的に吸収し、身体にため込もうとする時間。
一般的に20時以降食べ過ぎると太りやすいと言われているのも、この理論に基づいているんですよ。
食べても太らない時間は?
上に書いた3つのリズムに基づいて書いていくと、太りづらいタイミングは「代謝」の時間。つまり、12時から20時までの間になります。
その中でも太りづらい時間と言われているのが15時です。
実際に、ネズミを使った実験でも15時が一番太りづらいという結果が発表されています。
ダイエット中にもし食べたくなったら、この時間に食べることがおススメです!
逆に「吸収」の時間(特に夜中)にたくさん食べると身体に同化しやすくなりますから注意していきましょう。
食事の間隔は?
食べ物を摂取・消化していく中で食事の間隔は6時間程度空けるとよいと言われています。
特にお昼から夜にかけての時間が大切になるので、1日の食事時間は逆算して考えていくといいと思います。
臨機応変に
ここまでの内容をまとめていくと、
・朝→量は少なめ。噛むことが目的。目安時間は8時くらい。
・昼→量は1番食べていい時間。目安時間は12時くらい。
・夜→これから活動しない為、低糖質高たんぱく食心掛ける。目安時間は18時くらい。
といった感じです。
これらを基本ベースとして、食事をしていくと理想的な身体に近づけると思います。
また毎日理想の食事をとり続けようとすると出来ないときにストレスになるものです。
ストレスになると嫌になったり、飽きてきたリもするので大切なのは柔軟な考えを持っていくこと。
お腹が空かない時は無理して1日3食である必要もないですし、
どうしても20時以降に食べなければならないときは潔く食べるという臨機応変さも大切になります。
無理なく、負担なく継続をしていきましょう!
<コラム著者プロフィール:今野拓也>
渋谷でジムを2店舗運営しながらパーソナルトレーナー活動をしています。自身の怪我の経験から身体に興味が湧きトレーナーに。大学時代に独立し6年トレーナーとして活動しています。好きなお寿司のネタはサーモン。毎晩行う老子の書写が幸せなひと時。
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