東洋医学の肝(かん)に注目!肝臓を整えて春の不調を乗り切ろう!

 

JouleLifeヘルスコーチ、管理栄養士の山本奈津子です。

春が来ましたね!ポカポカ気持ちのよい春のはずなのに、ソワソワ落ち着かない、イライラする、やる気が出ない、めまいがする、そんな症状はありませんか?

 

東洋医学の肝(かん)に注目

東洋医学では、春は「肝(かん)」のコントロールが重要とされています。

肝臓には、食物から吸収された栄養素をからだが利用しやすい形に分解・合成する「代謝」のほか、分解・合成後の栄養素を「貯蔵」する機能、「血流を調整」する機能があります。

東洋医学でいう「肝」には、これらの機能に加えて、精神を安定させたり、内臓の働きをスムーズにする自律神経系をコントロールする役割も担っています。

この「肝」の機能が衰えると、血液の流れが滞り、自律神経のバランスが乱れ、感情の調節が難しくなりやすいです。

春は特に、この「肝」をいたわる生活を心がけましょう。

 

 

「肝」をいたわる春の食材

春の食材にはこの「肝」をととのえる効果があるものが多いです。

あさり、ニラ、春菊、せりなど、これらの食材は、西洋医学的にも「貧血の予防」に役立ちます。

 

あさり

血液の材料となる鉄分や造血のビタミンであるビタミンB12が豊富に含まれます。

ボンゴレビアンコ

鉄分は赤血球の主要成分であるヘモグロビンの材料。全身に酸素を運ぶ役割があります。

ビタミンB12は正常な赤血球を作る働きをサポートしています。

 

ニラ

血液の材料となる鉄分、血行促進作用のあるアリシンが含まれます。

レバニラ炒め

 

春菊・せり

血液の材料となる鉄分が含まれます。

春菊のくるみ和え

 

 

春は肝臓の季節

春は肝臓を補う季節です。

春野菜や旬のあさりを上手に取り入れて、春を楽しくすごしましょう♪

 

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